子供とのひととき

morimoto772005-03-01

子供というものは、外が大好きである。我が子も例外ではなく、朝旦那が会社に行くときには、車の鍵を持って玄関で待っているし、その後母親の家事が終わる頃を見計らって、靴を履いて待っているのである。親としては、用事がなければ、こんな寒い日は家で一日中過ごしていたいのだが、子供は家でずっといると、体力が有り余ってストレスがたまるらしい。そう,犬と一緒なのである。なので今日は、車で15分ほどのところにある美術館に散歩に行く事にした。ここは、噴水もあり敷地も広く景色もいいので、私も彼もお気に入りの場所なのである。今日はちゃんと、ランチも持参。といっても、鮭のおにぎり一個と玄米パン天然酵母使用でとてもおいしいのだ).三育のごまペースト(これも値段が手頃でおいしい、しんのすけも大好物)をビンごと、みかん2個とホット麦茶という簡単なものなんだけど。まあ、主婦なんだし、これぐらいしないとね。しかし今日は天気は良かったのだけど、風が冷たくとても外ではたべれなかったので、コル太郎(愛車コルトのこと)を一番見晴らしの良いところに駐車して、車の中で食べる事にした。それでも、日当たりがとってもよくて、ちょっとピクニック気分。しんのすけももおにぎりとパンそれぞれ三分の一ぐらい、ペロリと食べていた(もちろん残りは母親の胃に収まってしまったのだが)。そのあと、少し敷地を散歩し、ミュージアムショップをのぞいて、ここを後にしたのだが、たったこれだけのことなのに、とっても満たされた気分。こういうのを本当のゆたかな生活っていうのだろうな。子育てって,自分の時間はとれないし、子供はギャアギャアなくし、正直うんざりすることも度々だけど、今日みたいに二人で手をつないで、芝生をゆっっくり歩いたり、自然に親しむなんて、子育て中だからこそ得られる幸せなんだろうなって思う。きっと、私がしんのすけを外につれていってあげているのではなくて、しんのすけが私を外につれだしてくれているのだ。また明日も車のキーを片手に靴を履いてスタンバイしている姿が目にうかぶ。でもこうやって、ママと遊んでくれるのも今だけだよね。明日も満ち足りた時間をすごせますように。