阿部勇樹と佐藤寿人のゴールで2-0と勝利したものの、苦しい試合でした。田中達也が再三ゴール前でファウルをもらい、良い位置からのFKが何本もあり、CKからも闘莉王が何度も競り勝っていたが、なかなかゴールには至らなかった。後半もこのまま点が取れないまま引き分けに終わるのかと心配になってきた。しかし後半25分、やっと先制点が入る。三都主のCKはマークの厳しい闘莉王や巻を外し、ニアに走り込んできた阿部勇樹のヘッドに合わせ、先制ゴール。ずっと上がりっぱなしで、今日はどうしてもゴールが欲しかった闘莉王が得点出来ず、闘莉王に代わりセンターバックにカバーに入る事が多かった阿部勇樹がゴールを決めるなんて、皮肉な結果でした。闘莉王はブラジルから父親が観戦に来ていたらしく、何とか父親の目の前でゴールを決めたかっただろうね。
試合はこの後ロスタイムに田中達也に代わって投入された佐藤寿人が三都主のFKにヘッドで合わせ、キーパーが弾いた所を自ら蹴り込んで決定的な追加点を奪った。田中達也にしてみれば面白くないだろうけど、佐藤寿人らしい素晴らしいゴールだった。
まあ今日の試合は辛勝ながら無難に勝ち点3を取ることが出来た。課題も多いだろうけど、週末にはJリーグがある。浦和レッズは苦手なカシマスタジアムで4位鹿島アントラーズとの対戦を控える。今日出場の5人はほぼフル出場で疲労が懸念されるが、鹿島を引き離すチャンスだし、頑張って欲しい。
