息子災難!

今日は久々に息子が起きている時間に帰ってきた。俺が飯を食っていると、息子は隣でお茶を飲んでいた。隣と言ってもそこは畳の上で、飲み掛けのお茶は畳の上に置かれていた。そこへ妻が娘を抱っこしてやって来た。おそらく娘を抱っこしていたせいで下が見えなかったのだろう。妻の左足は見事に畳に置かれたお茶にヒットし、息子のお茶は畳の上にこぼれてしまった。他愛も無い出来事だが、息子は時々こういった何でもないことに敏感に反応する。今日もお茶がこぼれた瞬間、『お茶こぼれたぁ〜』と号泣し始めた。これは大変、とすかさず俺はテーブルの上のマヨネーズを手に取り『ここに掛けてくれる?』と息子の気をそらせた。息子はマヨネーズを手に取ると、少し落ち着いた様子になった。しかし、息子にはもう一つ試練が待っていた。息子が鰹のタタキにマヨネーズを掛け、俺にマヨネーズを渡した時、俺はうっかりマヨネーズをテーブルの上に落としてしまった。テーブルの上には妻が持ってきたばかりの熱々の味噌汁があり、その熱々の味噌汁は見事に息子の足の上に落ちていった。息子はまたしても号泣。俺も焦って息子を風呂場に連れて行き、水で足を冷やしたが、幸い火傷には至っていない様だった。しかし息子のショックは収まらず、ちょうど眠い時間帯だったこともあるが、暫く妻の膝の上でシクシク泣いていた。ごめんよ、息子!