怒濤の週末(朝編)

週末だけでなく毎日がバタバタなのだけど、週末はまた格別に忙しい気がする。まず、朝遅くとも7時前には3人のうちの誰かに起こされる。息子の場合は「目ぇあけてよう。」と言いながら、まぶたをこじあけられ、旦那の場合は腹くすぐりの刑にされ、強制的に起こされる。昔、いわゆる新婚時代も、惰眠をむさぼる私にしびれをきらした旦那が、私の両足を持ちひきずりながら廊下(当時はマンションだったので、廊下というものがあった)を歩いて、リビングの窓まで連れて行き、朝日を浴びせながら「はちさん、おきろ〜おきろ〜」といいながら頬をペチペチ叩いていた気が。。。私は低血圧なんだ。週末ぐらい、9時まで寝かせてほしい。で、起きれば開口一番、「腹へった〜、飯」とくるので、朝食を用意し、朝風呂派の旦那の為に風呂を湧かす。そして、洗濯。独身時代が長かった旦那は、料理と掃除はからきし駄目だが、洗濯は上手である。なので、週末の洗濯の主導権は旦那が握る。しかも、すごく口うるさい。とにかく洗濯物がくさくなるのが嫌なので、洗濯が終わる音とともに、ベランダに旦那が飛んで行き、干す事を開始、その間私はだらだらご飯を食べている息子の口へ食べ物を押し込み自分もがっつく。その後洗濯もの干しでひと汗かいた旦那が息子をつれ風呂に入り、その間に私は後片付け、この時しょっちゅう「ママ〜、ママ〜」と呼び出しがかかり、風呂場いったり、台所に戻ったりベランダにいったりする。この時娘が寝ていれば、まあ、平和なのだが、これに、娘の泣気声が聞こえると、私のイライラはピークになる。で、二人の着替えを用意するのだが、我が家の男どもは服装にうるさい。旦那も普段は非常に温厚で、無害な人物なのだが、その日の服装が決まらないと不機嫌になるため、ときどき服が紛失している時はハラハラする時もしばしば。息子も息子で、格好が決まると鏡の前でポーズをとりニコニコしちゃってたりする。私はそこらへんにある服を適当につかんで着ている。そして、外出。旦那は朝イチが好きなので、今日も少し出遅れたけど9時すぎには出発。ここで、私はやっと一息つけるのである。まあ、これが平均的な週末の朝。