ACL準々決勝、アウェイの全北現代戦から帰国してすぐの今日の試合。疲労が残る中、雨のピッチコンディションという消耗戦、終盤まで0-0という苦しい試合でしたが、ポンテが決めてくれました。ドローも覚悟し始めた後半42分、ポンテの放ったシュートはゴール右隅に吸い込まれ、これが決勝点となり、アルビレックス新潟相手に浦和レッズは見事に1-0で勝ち点3を奪い取った。とりあえず、ホッとしました。
- ポンテが決勝弾！浦和、新潟に辛勝
- http://www.nikkansports.com/soccer/jleague/f-sc-tp1-20070930-263511.html
- ドロー寸前、ポンテが決着つける！ 浦和が２冠へ執念の勝ち点３
先ずは先発メンバー（控え含む）に驚いた。好調田中達也の名前が、スタメンはおろか控えのメンバーにも名前が無い。怪我をしたとの情報は無いので、水曜日のACL城南一和戦に向け温存したと思われるが、オジェックの思い切った決断だった。結果的に勝ったから良かったが、もしスコアレスドローの結果だったら采配に文句をつける人は沢山いただろうね。一方の新潟は日本代表の矢野貴章、鹿島からレンタル移籍の深井正樹の2トップにシルビーニョが絡む布陣で臨んできたが、エジミウソンが怪我で欠場、マルシオ・リシャルデスが累積警告で出場停止と苦しい台所事情が伺える。田中達也の欠場は痛いものの、今日はキッチリ勝たないといけない試合だった。しかし、えてしてこういう試合でレッズは苦戦する。先日敗れた大宮も主力3人を欠く布陣で、負ける要素は全く無いと思っていたが、あっさり敗戦。サッカーって怖い。しかし、レッズの選手はその大宮戦の教訓を忘れていなかった。最初から気を緩めることなく、果敢に新潟のゴールに襲い掛かる。試合の主導権は明らかにレッズにあった。しかし、今日はなかなか点が入らない。決定機は多く創るが、新潟の守備陣の奮闘と運の無さで、前半は0-0で折り返し。前半終了間際の闘莉王のオーバーヘッドは惜しかったな。後半に入ってもポンテがゴールキーパーと1対1になったり、闘莉王の惜しいシュートもあったりとレッズの攻勢が続くが、肝心のゴールが決まらない。闘莉王もスタミナが切れて上がれなくなり、逆に新潟は途中出場の河原和寿が度々ゴール前に顔を出すようになり、敗戦の危機さえ感じられる時間帯もあった。しかし、今日はやっぱりポンテだった。最後ゴール前にこぼれた球を左隅に綺麗に蹴り込んで勝負あり。このまま1-0で逃げ切り、貴重な勝ち点3を奪取した。
10月3日（水）のACLアウェイ城南一和戦、10月7日（日）に駒場で開催されるリーグ戦第28節大分トリニータ戦と連戦は続く。何とかこの2試合を乗り切れば、ナビスコ準決勝の関係で、少し休める。代表の試合（エジプト戦）が17日にあり、レッズの代表組はそこからまた連戦が始まるが、先の事はさておき、次のACL準決勝に向け、また頑張りましょう！
