凡戦チリ戦、高原不発

オシムさんが倒れ、慌ただしく船出した岡田ジャパン浦和レッズに移籍した高原直泰と巻の2トップで迎えた昨日の初戦、全般に動きは重く、攻撃の形も出来ていない感じだった。守備に関しては鈴木啓太阿部勇樹の奮闘はあったが、サイドの内田が抜かれると、あっという間にピンチになった。啓太も暗に言っていたが、1ボランチは上手く機能したとは言えないね。途中、高原に代わって入った大久保嘉人の奮闘で見せ場を作ったが、全般には見所の少ない凡戦だったかな。それでも今がまだ1月で、岡田監督の元で始動してまだ10日という若いチームという事を考えれば、チリ相手にドローは悪くない結果だったのかもしれない。
高原直泰に関しては、明らかにコンディションが悪く、1本だけだったシュートも精度を欠いた。しかし、中盤でのパス回しやボールキープ、動き出しの速さなど、随所にブンデスリーガで二桁得点の片鱗を見ることは出来た。これからボスニア戦、ワールドカップ予選初戦を終え、開幕までは約1ヶ月。新しい選手が多いだけに、オジェックがどこまで仕上げてくれるか心配はあるが、今は信じるしかないね。
さて、これから息子とぞうさんを見に行きます。