坪井慶介、代表引退!?

えーっ?吃驚!でもなぁ、まだ28でしょ。南アW杯時点でも30歳。DFとしては脂が乗り切った時期だ。まあレッズの試合に専念してくれる事は嬉しい限りだけど、試合に出られないからって引退って、ちょっと情けなくない?そんなんじゃレッズでもレギュラー危ういよ。まあレッズでもう一度頑張って、代表復帰を目指せ!
代表引退 坪井の今後はレッズ命
坪井慶介コメント
「代表チームに対して、辞退、あるいは引退、どちらが適切かはわかりませんが、そういう決断をしました。責任が伴う決断ですし、簡単に決められるようなことでもないと思ってたんで、いろいろ自分なりに考えていました。代表に呼ばれていながら長い間出られなかったということがこの決断に大きなウェイトを占めていることは間違いないですが、自分自身の力がないだけの話で、誰の責任でもないです。ただ、代表チームというのは試合に出ることがすべてではないということはわかってやっていたつもりでした。それでも、一方で選手としてはピッチに立ちたいという気持ちはあるし、そこでの精神的な葛藤がつづくにつれて、相当なストレスを感じるようになっていました。
ああいう形で監督が代わって、気持ちを新たに臨んだつもりだったんですけど、なかなか気持ちの部分と体の部分がうまくいってないなと感じて、このままこういう状態が続くのであれば、代表チームにも迷惑をかけることになるかもしれないし、それでレッズに帰ってきてパフォーマンスが落ちるようでは、やっぱり駄目だって思いました。プロとしての原点はやっぱり浦和レッズにあるし、レッズでやってきたからこそ代表チームの一員になれたと思っています。そのベースが崩れてしまってはやっぱり駄目だなと思って、こういう決断になりました。自分としては、投げ出したくてとか嫌だとか、そういうのではないんです。しっかり自分の中で気持ちの整理をつけて、前に進むための選択だと思っています。非常に前向きなものです。これからも浦和レッズでもっとしっかり自分を鍛える、自分を向上させていきたいと思ったからこその決断です。
代表での経験はやっぱり特別なものだったと思いますし、かけがえのない経験でした。でも、もちろん、悔しさのほうが多いですけどね。何も得なかったわけでもないし、でも、ワールドカップで悔しい思いをしたし、そういう意味では、いろんな思いがありますね。でも、それよりも今は浦和レッズのために、自分がもっともっと精神的に強くなることが必要だし、もっともっとサッカー選手として成長したいと思っています」