地球儀に日中関係の影

息子が『地球儀が欲しい』と言うので、トイザらスにやって来た。普通の地球儀では息子には難しいので、ペンでタッチすると『日本』とか『アメリカ』と音声案内が出るやつを買う予定だった。しかし、来てみると、お目当ての地球儀が無い。正月に来たときには確かにあったんだけど、今日はいくら探しても無い。仕方なく店員に訊くと、『その地球儀は中国製で、日本と中国の国境付近の島(日本領)をペンで指すと島の名前が中国名で発音される』とかで回収されたらしい。昔アジアカップのシンボルマークに描かれたアジア地区の地図で、台湾が中国と違う色に塗られていて、ジーコ監督にアホな質問をする中国メディアが報道されたことがあった。北方領土やら魚釣島やら、領土問題って根が深いね。
「学研」が中国の指導により地球儀から台湾を消滅
↑によると、どうやらその地球儀は学研製儀で、“島”とは台湾みたい。同製品の説明書には「この地球儀は生産国の中華人民共和国政府の指示により、地球儀表面の『台湾』の表記が『台湾島』 音声が『中華人民共和国』となっておりますことをあらかじめお断りさせていただきます」というメモが添付されており、抗議したのは台湾だという。魚釣島じゃなかったのね。