名古屋グランパス戦

昨年の横浜FC戦以来の参戦となった今日の名古屋グランパス戦。雨上がりの春の日差しに気温はぐんぐん上がり、半袖のサポーターも少なくない。車の中にはダウンジャケットもあったが、今日は出番は無かった。今日は浦和美園のイオンで昼飯を食べ、その後バスで埼玉スタジアムまで移動。結構汗だくになりながら席に到着。この時、ウィンドブレーカーとジャージは既に脱ぎ捨て、マフラーも外して、ユニフォームだけになっていた。今日の席はS席1列目でグランパスのベンチの真裏。グランドが近いのは良いけど、低くて全体が見渡せないのが難点。まあ贅沢だよね。
さて、到着して間もなく試合開始。開始早々際どいシュートを撃たれるなど、嫌な予感が頭をよぎる。その予感は前半15分頃に的中する。ゴール前に普通に上げられたクロスをヨンセンに決められてあっさり先制を許す。おいおい、ホームだよ。みんな忘れてないよね。その後も全く攻撃の形が出来ず、防戦一方の悲惨な展開。前半は0-1のまま、何ともお寒い内容で終了。試合の内容と共に、日陰のS席もぐっと冷え込んできた。ジャージを着て、ウィンドブレーカーを着て、とうとうマフラーまでして完全防備となった。今日は絶対負けられないオジェック監督は、後半頭から永井雄一郎を投入。交代したのは前半全く良い所がなかった高原。俺の背中の7番が泣いている。しかし、これが奏功してか浦和レッズは徐々にペースを掴み始め、チャンスも生まれるようになった。ちょうどこの頃、埼スタの屋根の陰から日が射してきて、せなかがポカポカ暖かくなってきた。そしてオジェックは更に動く。鈴木啓太に代わり梅崎司を投入。思えばこの時が一番押していた時間帯だった。鈴木啓太のポスト直撃のミドルやエジミウソン、相馬のシュートなど、いつ入ってもおかしくない展開が続いた。しかし結局ゴールは決まらなかった。いつの間にか日差しも無くなり、また肌寒い埼スタに逆戻りしていた。痛すぎる2点目も決められ、選手の検討虚しく0-2の完敗。未だ勝ち点無し。未だゴール無し。状況は深刻だ。
ただ光明は無くはない。相馬と細貝だ。相馬は左サイドでマギヌンと対峙しつつ、何度も左サイドを駆け上がり、シュートまで繋げていた。また細貝は地味ながら攻撃に積極的に参加し、数々のチャンスを演出していた。鈴木啓太も悪くはないが、最近の消極的慎重レッズの根源を啓太に見た気がした。やはり長谷部誠と啓太って、バランス取れてたんだね。長谷部無き後、そこに阿部をはめるのは相性が良くないらしい。次まで修正は難しいだろうけど、そうも言ってられないねぇ、オジェックさん。連敗したくらいで更迭は無いだろうけど、次の準備はしておいた方が良いだろうね。
それにしても、一番の補強ポイントは監督だったか・・・。orz