確かに、それ位インパクトのある屈辱的敗戦だよね。今回の敗戦は深く受け止め、来季本当にフィンケで大丈夫かしっかり検証することは大事。ただ、フィンケ監督の続投に関しては慎重に考えて欲しい。7連敗があって低迷はしているが、若手の育成と新しい戦術を浦和レッズにもたらしてくれたのも事実。序盤は華麗なパスサッカーを披露し、山田直輝、原口元気といった逸材を育成した。7連敗の原因となったDFの裏を取られるカウンター対策が遅れていて、今回の敗戦もこれが原因のようだが、これも1年目で選手の戦術理解が不十分というのが一番の原因かもしれない。昨年から永井雄一郎、相馬崇人、三都主が去り、フィンケ監督に必要十分な駒が与えられていないという見方もある。そういう意味で、来季また新監督の下で一からチームを作り直す事が本当に正しい道かどうか、慎重に、しっかりと考えて欲しいね。
ポイントは、地域リーグのアマチュア(松本山雅)に破られてしまうディフェンスラインが来季本当に改善されるのか、これの見極めだね。猶予は2試合、17日の新潟戦と25日の大宮戦。勝ち負けも大事だが、完封できるかどうかも注目だ。
【第89回天皇杯2回戦 山雅 vs 浦和】レポート:落とし穴にはまった浦和がまさかの初戦敗退。躍動した松本山雅はジャイアントキリングを果たす
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20091012-OHT1T00049.htm