浦和レッズ、FC東京戦1-0辛勝!

相性というものは恐ろしい。リーグ戦4連勝、ナビスコカップ制覇のFC東京を辛くも1-0で破った。前半はFC東京にやや押し込まれながらも、坪井慶介闘莉王の最終ラインで何とか跳ね返し、0-0で折り返し。後半に入ると中盤の選手が積極的に前に上がるようになり*1、立て続けにチャンスを作る。そして迎えた後半4分、高橋峻希がワンツーで右サイドを上がると、ノールックで入れたクロスは見事エジミウソンの足元にピタリ。エジはトラップで浮かせたボールをダイレクトボレーで東京ゴールネットに突き刺した。エジミウソン、グッジョブ。高橋峻希もよくやった。
その後、原口元気が2枚目のイエローで退場。1枚目も不可解だったが、2枚目のイエローも“厳し過ぎる”判定と言わざるを得ない。何だか今日の主審はFC東京寄りに見えたかな。10人になった浦和は方針が明確になり、きっちり守り勝ちを収めた感じかな。それにしても、なかなか8位を脱出できないね。

まあ何とか勝ったものの、横綱相撲とは程遠いサッカーだった(勝負強さは見えたが…)。もはや以前の“無敵”とか“連戦連勝”のレッズはもう居ないのだ。本当に実感。来季に向けて課題は多い。フィンケ監督も1年目は与えられた駒で勝負したが、2年目は監督自身で必要な選手を補強できるだけに、言い訳のできない2年目になる。今は期待したい。

*1:前半からやって欲しいといつも思うのだが…簡単じゃないんだろうか?