ケチ

息子の宿題は最近日記が多い。そして、昨日のテーマは「今日遊んだ事」。息子はどうしても、お気に入りのどこドラゲーム(すごろくのようなもの)で遊んだ事が書きたい、というので夕食後つきあう事に。負けてもあとで機嫌が悪くなり面倒なので、加減しながら駒を進めていったのだが、ゲームというのはその人の性格があらわれるな〜としみじみ思った。というのは、このゲームは乗り物に乗ったり、名所をまわるのにお金が必要で、その途中途中で仕事をして報酬を得るのだが、息子はたくさん仕事をしてお金持ちなのにはかかわらず、ちょっとお金を払わなければならない場面がくると、ため息をついて、「お金ってすぐなくなっちゃうんだね。」といいながらしぶしぶとお金を支払うのである。で、ちょっと支出があると、不安になって仕事ができる場所までいってお金を稼ぐ。普段でもそうだ。沢山おもちゃやお菓子があっても、妹にあげなさいというと、ほんのちょっとしかあげない。両家の初孫で、何不自由なく育ったくせにケチなのである。「いっぱいあげれる子は、最後にはいっぱいもらえるんだよ。」と言っているのだが、この言葉が息子の心に届く日はまだ先だろうな。