妻と二人で白浜を早朝散歩

昨日の夜はビールを飲んだせいか、コテッと寝てしまった。おかげで今朝は5時半に目が覚めた。妻はまだ寝ていた。窓から白浜の景色を眺めながら、音量を絞ったTVのニュースを聞いていた。iPhone4でニュースを検索するが、ソフトバンクが2年連続で優勝した以外、大ニュースは無いようだった。6時を回った。妻がむっくりと起き上がった。窓辺までヨタヨタと歩き、外の天気を確認したあと、またベッドに横たわった。それでもしばらくすると一念発起したかのようにすっくと立ち上がり「散歩に行く」と言った。俺はどちらかというと大浴場に行きたかったが「朝の散歩は気持ちいいよ」と言う妻の言葉に乗せられて、まだ爆睡中の二人の子供を部屋に残し、朝の白浜へと向かった。
季節外れの砂浜は暑くも寒くもなく、広々として爽やかだった。二人ともサンダルを脱いで、白い砂浜に降りた。思いのほか空が広く、思いのほか砂が冷たかった。海は静かで、波の音すら聞こえない。他にも朝の散歩を楽しむ人たちはいたが、裸足で砂浜を歩いているのは、うちの夫婦だけだった。歩きながら白い貝殻を拾った。小さいけど真っ白で綺麗な貝殻を何個か拾うことができた。特に何をするでもなく、ただの思い出だ。ホテルに帰ると、俺の万歩計は2500歩を超えていた。
部屋に入ると、息子も娘もまだ寝ていた。俺は息子を起こし、一緒に風呂に行くことにした。もうすぐ7時になろうとしていた。今日も一日、忙しそうだ。浦和レッズガンバ大阪戦。アウェイの地関西にいる間に、万博記念競技場に向けて念を送っておこう。