浦和レッズ4-3大分トリニータ、手放しでは喜べない大逆転勝利(´・_・`)

0-3からの大逆転。観ている分には楽しい試合だったと思う。
しかし、冷静に考えてみると、降格争いしているチームに一時は3点のビハインドを許したのだ。
ミシャ監督は「3本のクロスで3点入ったのを初めて見た」といかにも事故的な失点が重なったと言わんばかりのコメントだったけど、レッズの守備にも問題があったのでは?
その後、よく追い上げ、追い付き、逆転したとは思うけど、運が良かったと思わなければならないだろう。
また、サポーターの力で逆転出来たと言っていたが、夏休みの土曜日開催で、32千人は少し寂しい数字だ。
興奮すべき大逆転勝利なんだけど、何かちぐはぐな感じは否めない。
興梠慎三が「優勝したくないんか」と言うように、このラッキーな勝利を機に、選手もサポーターも、そして監督も、優勝への思いを新たにして、次の清水エスパルス戦、頑張りましょう。
最後に、興梠慎三那須大亮、マルシオ阿部勇樹、ありがとう。

あわや最下位相手に番狂わせ敗戦の崖っぷちから、浦和が奇跡的な粘りで逆転した。これまでわずか1勝の大分に、前半20分までに3ゴールを奪われた。1点を返して迎えたハーフタイム、選手から自然と言葉が出た。

 「優勝したくないのか?」
「逆転しようぜ!!」
「ここはどこだ? 埼スタだ。俺たちのホームだ!!」

 後半開始から投入されたマルシオ・リシャルデスが2分にFKを決めると、11分に阿部のPKで同点。39分には那須がヘッドで決勝弾だ。DFとして3失点の汚名返上弾に「気持ちでねじ込みました」と声を振り絞った。0―3からの逆転勝ちはクラブ史上初、Jリーグでも7度目の快挙だった。