我が家初の熊野古道は、風情ある石畳で有名な馬越峠。
道の駅海山に車を停めて、登り口まで徒歩5分。石畳の古道がスタート。
登り口という名の通り、最初から延々と登り坂が続く。
途中の天狗倉山は少しキツイかなと覚悟していたが、最初からキツイ。
家族4人で登り始めたが、次第にばらけ始め、息子が先行、妻が脱落、俺と娘が前と後ろのバランスを測りながら進む展開。
途中の休憩所でも息子は余裕の表情。
実は息子は自分が何処に連れて行かれるか分かっていなかったらしく、デイパックの中にはやり残した宿題がギッシリ入っていたようだ。
確かに息子のデイパックだけ異様に重かった。
それでも軽々と坂道を登って行くあたり、卓球部の練習の賜物か。
娘は買ったばかりのトレッキングシューズが合わないのか、途中で足が痛くなったらしく、やや遅れ始めた。
それでも何とか、天狗倉山の登り口まで到着。
妻には一応どうするか聞いたが、行くと言うのでみんなで出発。
しかし、天狗倉山は思ったより険しかった。
小学3年生の娘には背の高さ程の段差を越えていかなければならない難所が幾つかあった。
俺と息子は先行し、先に頂上へ到着。妻に連絡して様子を聞いたが、もうダメだという返事。
安全のためには仕方無いかと諦めかけた瞬間、息子が後ろから『早く登って来い』と、妻と娘に激励。
これに発奮したのか、2人とも何とか登頂に成功。
最後は頂上にある大岩にも登り、天狗倉山制覇。
お疲れ様でした。
