高額オファーに目が眩んだのは、エメではなくクラブ側だった？
森孝慈ＧＭの談話を読んでいると、クラブ側がアル・サドと積極的に交渉を持ち、最終的にはエメとの交渉を許可し、エメが応じた形だ。決してエメが交渉を望んでいたわけではない。エメは浦和に残ると明言していたのだ。では何故遅刻したのか。それは、自分の意思に反して移籍交渉を進めるクラブ側への抵抗ではなかったのか。（勝手な思い込み：エメ善説ですが）
無論、移籍は時間の問題だった。クラブ経営が順調なレッズとはいえ、欧州のクラブに比べれば収入はまだまだ少なく、１０億円クラスの選手を保有する力はＪリーグのチームにはまだ無いだろう。（カタールは欧州ではないが、オイルマネーは潤沢だ。）エメはＪリーグＭＶＰ、得点王と年々成長し、年棒も年々ＵＰしていったはずだ。このままでは、来年辺りエメの年棒がクラブの経営を圧迫し始める事は容易に予想がつく。レッズとしてもエメの“売り時”を考えざるを得ない状況だっただろう。
何れにせよエメは移籍を選択した。移籍金が支払われた瞬間、エメはアル・サドの選手となる。日本に来るかどうかは不明だが、来ないかもしれないとの事だ。少し寂しい。しかし居なくなった選手の事を考えても仕方が無い。レッズはこの移籍金で新外国人ＦＷ獲得に乗り出している。ギドの話によると、『９０分間動け、高さがあり、ゴール前で慌てない頭脳的なプレイヤー』が理想だそうだ。また『有名無名、年棒が高い安い』は関係なく、『レッズのサッカー、日本のサッカーに適合する選手』を探しているらしい。順調にいけば、８／１４のナビスコ杯清水戦（埼スタ）ではＭＦ：ポンチ、そして新外国人ＦＷのスタメン発表を聞くことができるかもしれない。
最後に、今日妻がドラムを買ってきた。といっても子供用の安いものだ。多分２０００円位じゃないかな。息子は現在ドレミノテレビ（ＵＡが出ているのだ）にはまっており、中でも『たたく』が大好き。出演のともとも（普通の人は知らないと思うが）が色んな物を叩く姿を尊敬の眼差しで見つめている。明日以降、息子がドラムを叩く姿をＵＰできると思いますので、関係者の皆様はお楽しみに。
