前半０−２で折り返すものの、後半１３分、阿部勇樹の素晴らしいＦＫから茂庭が押し込み１点差。そして後半４２分、田中達也の代表初ゴールで同点に追い付いたが、逆転には至らず、結局引き分けた。前半は結果だけ見ると０−２の劣勢だが、日本はかなり押していた。田中達也と巻による達巻コンビで多くのチャンスを創ったが、得点できなかった。北朝鮮戦から何と１１人全員入れ替えという急造チームだけに連携という点で厳しい面もあったが、やはりこの時間帯に点を取っておかなければいけなかった。前半から飛ばした日本の足が徐々に止まり始めた３７分、中国に一瞬の隙を突かれ先制点を許し、続く４３分にはセットプレーから２点目を許した。あっという間の２失点だった。前半のチャンスに１点でも取っていれば、全然違った結果になっただろう。まあ審判の判定も完全アウェイモードではあったが…それでもアジアカップのように勝って欲しかった。
これで優勝はほぼ絶望となったが、収穫はあった。田中達也である。後半２１分に大黒＆玉田が出てきても、一番輝いていたのは田中達也だった。大黒＆玉田はＪリーグの不調を引きずりキレが無く、特に玉田に至っては特徴である速さも影を潜めている。次の韓国戦、ＦＷの先発メンバーには田中達也の名前があるだろう。その他の選手では、地味だが今野、そして阿部勇樹が存在感を見せた。茂庭も不器用ながら、ゴールで存在感を示した。駒野もまあ頑張った。村井、巻は今一歩。坪井、茶野は頑張ったが、相手の高さ＆速さに翻弄される場面もあり、レギュラー取りをアピールする事はできなかった。
という訳で次の韓国戦、優勝出来なくても開催国の韓国相手に日本の存在感をアピールしたい。先発メンバーは
FW:田中達也、大黒 MF:小笠原、三都主、駒野、福西、阿部 DF:中澤、宮本、田中誠 GK：川口
と予想する。
ドイツに向け、田中達也頑張れ！ 坪井も頑張れ！(;^_^A
写真は完敗したボーダフォンカップ２００５記念Ｔシャツでした。買っちまったぜ。
