最終節、4−0快勝、結果は2位!・・・ガンバ大阪が初優勝

morimoto772005-12-03

5チームに優勝の可能性を残して迎えた今日の最終節、セレッソ西澤のゴールを皮切りに各会場で前半からめまぐるしく得点が動き、前半終了時点ではレッズが『このまま終われば優勝』の位置に居た*1。しかし後半、『このまま終わる』訳もなくセレッソが西澤の今日2点目のゴールで勝ち越し。ガンバも後半宮本のゴールで勝ち越した。しかしガンバはその後同点に追い付かれる苦しい展開。この時点でレッズは3−0でリード。あとはFC東京が頑張ってセレッソに追い付いてくれればと願っていたが、ガンバが遠藤のPKで再びリード。そして迎えたロスタイム。セレッソ、ガンバ、レッズがリードしていた状況*2で2会場で運命を左右するゴールが生まれる。先ず長居陸上競技場ではFC東京の今野が同点ゴールを決め、セレッソは『このまま終われば優勝』の位置から脱落、そして等々力で川崎が同点に追い付けばレッズ優勝という状況で最後生まれたゴールがアラウージョの優勝を決定付ける1発だった。もうこれは仕方がない。今シーズンは力負け。11月12日にもアラウージョにやられ、今日もまたアラウージョにやられた。最後の最後までもつれたJリーグだったが、最後は順当にガンバ大阪が優勝を決めたと思う。J発足10チームで最後の無冠チームだったガンバ大阪に、今日は拍手を送りたい。おめでとう。
しかし浦和レッズも最後まで頑張った。今シーズンは開幕直前に山瀬が退団*3し、夏にはエメルソンとアルパイが相次いで退団。トップ下として獲得を目指した藤田(当時ジュビロ磐田)の獲得もならず*4、また現在でも田中達也、ネネ、平川忠亮、内館秀樹らが怪我で長期離脱中という苦しい状況の中、最後には2位という結果を残した。苦しみながらも最後まで諦めずに全力で戦った選手、監督、チームに拍手を送りたい。山田暢久キャプテンも1年間ご苦労様でした。
それでも最後にガンバの優勝が決まった瞬間は、想像以上に悔しかった。昨年に続き2年連続で2位の浦和レッズ。もう目指すものは一つしかない。来週からはまた天皇杯が始まる。来シーズンに向けてのストーブリーグも始まりつつある。来シーズンに向けて、今日の悔しさを胸に刻んでおきたい。

*1:新潟0-2浦和、川崎1-1ガンバ、セレッソ1-1FC東京   このまま終われば、勝ち点59:浦和、セレッソ(得失点差で浦和首位)勝ち点58:ガンバ大阪

*2:新潟0-4浦和、セレッソ2-1FC東京、川崎2-3ガンバ

*3:辞めるならもっと早く出て行って欲しかった。

*4:結果的にポンテを獲得できて、これは災い転じて福と成すだったが…