トヨタカップ(世界クラブ選手権)が始まった!

FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005がいよいよ開幕。今日はアジア代表のアルイテハドサウジアラビア)対アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)の対戦。さすがに大陸を代表するチャンピオン同士の試合だけあって、素晴らしい試合だった。両チームともテクニックや身体能力も素晴らしかったが、何と言っても今日の試合に合わせてコンディションをトップに持ってきている事が凄い。本気でチャンピオンを狙っているのだ。どちらに転んでもおかしくない試合だったが、カロン等の活躍もあり、アジア代表のアルイテハドが1−0で勝利し、準決勝サンパウロFC戦へ駒を進めた。
とりあえずアジア代表の勝利はアジア人としてメデタイ事だ。次のサンパウロ戦も頑張って欲しい。しかし、出来れば日本のJリーグチームが出場していて欲しかった。Jリーグのレベルも向上しており、決して戦えない相手ではないはず。しかし、アジアチャンピオンズリーグでは日本から出場の横浜Fマリノスジュビロ磐田とも予選リーグで敗退。日程等の問題がありコンディションが保てなかったのも原因の一つだろう。
日本のチームが世界クラブ選手権に駒を進めるには、先ずアジアで本気で勝ちに行かなければならない。今はクラブ側も協会側も勝ちたいという姿勢はあまり感じられない。Jリーグの日程、天皇杯ナビスコカップの在り方等よく検討し、先ずは高いコンディションで試合に臨める様にしてあげる必要がある。次にクラブの実力の底上げが必要。横浜や磐田が負けたのは決してコンディションだけが要因ではない。実力で負けていたのだ。外国人選手枠や保有選手数を増やす等する必要もある。
まあ、結局見たいのはトヨタカップで優勝する浦和レッズの姿なんだけどね。