前節名古屋戦を引き分けて連勝が4で止まった浦和レッズ。昨日ガンバ大阪がロスタイムのPKで鹿島を下し追い上げているだけに、今日の第7節アビスパ福岡戦は何としても勝ちたい試合だった。しかし、そんな気持ちが空回りしてか前節同様攻めながら得点できない嫌な展開。前半は結局0-0で折り返し。後半に入ってからは福岡にもチャンスが生まれた。こぼれ球をことごとく福岡に拾われ、攻め込まれる時間帯もあった。0-0のまま試合は進み、お互い勝利へ執念を燃やし、途中の攻防は正に喧嘩上等。山田暢久と薮田光教、闘莉王と林祐征、ワシントンと千代反田充の攻防は見応えがあった。闘莉王の飛び蹴り(故意ではないと思うが)にイエローが出なかったのは幸運だった。レッズはワシントンにボールを集めるが、厳しいマークで仕事をさせてもらえない。そんなワシントン病はワシントンを交代させる事で解消。後半38分から投入された岡野雅行が右サイドで主導権を握り、攻撃の起点となり、後半ロスタイムに絶妙のクロスを上げ、闘莉王がヘッドで叩き込みゴール。2試合連続のスコアレスドローが濃厚な状況から、約180分振りの得点で勝ち点3をもぎ取った。
相手の決定力不足にも助けられた危うい試合だったが、こういう試合で勝ち点3を取れたことは大きい。ギドコメント*1にもあるが、気持ちの入ったプレーには満足。これで首位をガッチリキープ。次はナビスコを挟んでホームに京都パープルサンガを迎える。本日の試合同様J2からの昇格チーム相手だが、油断は禁物。京都のエメルソンことパウリーニョには要注意だ。私も磐田戦以来の参戦となりますが、油断の無いようしっかり応援します。ヨロシク、ブッフバルト監督。余談ですが、妻はアビスパ福岡の事を『アビズバ福岡』と呼びます。何度教えても『アビズバ』になってしまいます。まあいいんだけど。ちなみに今日はソフトボールの試合があった。1回戦は圧勝したが、2回戦で惜敗。おかげであまり疲れていません。前回優勝したときは凄く疲れて、翌日の仕事に差し支えました。でも、やっぱり勝ちたかったかな。
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順位 Team 勝点 得失差
- 浦和レッズ 17 +11
- ガンバ大阪 16 +9
- 川崎フロンターレ 14 +13
- 横浜F・マリノス 13 +6
- 鹿島アントラーズ 13 +1
- 清水エスパルス 12 +5
- FC東京 11 +2
- 大宮アルディージャ 10 +0
- アルビレックス新潟 10 -3
- ジェフユナイテッド千葉 9 -1
- 名古屋グランパスエイト 9 -3
- ジュビロ磐田 8 -2
- ヴァンフォーレ甲府 8 -6
- 大分トリニータ 7 -2
- 京都パープルサンガ 6 -8
- アビスパ福岡 4 -3
- サンフレッチェ広島 3 -8
- セレッソ大阪 3 -11
*1:今日の試合、ロスタイムに得点が入ったということで、頭の中を整理しなければいけない状態にある。試合の入り方は良かった。チャンスも作ったが、残念ながらそのチャンスを得点に結びつける事ができなかった。ただ、ある時間帯によっては、単純なミスパスだったり、相手に簡単に奪われるといった時間帯があった。こういうプレーをしていると、だんだん相手もいけるぞという気持ちになって、実際相手が攻勢をかけてくるような時間帯があった。この状態には、非常に不満である。それでも、前半の流れからみたら、我々に得点が入ってもおかしくなかった。後半に入って、相手が少しづつ前に出て来て、我々にスペースが出来てきた。相手が攻撃に出てきた事によって、我々がチャンスを作れるようになった。これは、前半の相手の戦いにはなかった事だった。そうした相手が攻撃にきた中でも、我々はしっかりとプレスを掛けていって、試合は支配できていたんじゃないかと思う。総合的に判断するとレッズの勝利というのは妥当な結果だったのではないかと思う。今日の選手たちのプレーぶりには、満足している。もちろん、他の試合でもっといいパフォーマンスを見せてくれていたということがあるが、毎回毎回、100%の力を出し切れるものではない。そんな中でもあれだけの気持ちの入ったプレーをしてくれた事には、非常に満足している。そして今シーズンのアウェイゲームにおいて、4試合戦って、3勝1分けという結果にも非常に満足している。今日、途中から入った内舘、時間が短かったが岡野、黒部が豊富な運動量で動き回って、いいプレーをしてくれて、本当に誉めたいと思う。そして、最後まであきらめずに得点を決めてくれた闘莉王も誉めたあげたいと思う。