小野伸二、ラストゲーム?

morimoto772006-05-08

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/05/08/06.html
大型補強と言われた今年の浦和レッズだが、相馬崇人黒部光昭はベンチ控え中心、ワシントンはマリッチとの交換選手であり、昨年からの純粋な+αは小野伸二だけということになる。その小野伸二も昨日は大活躍だったが、それまでは調子が上がらず、本人も周囲も納得できる出来ではなかった。なので、今年のレッズの強さは補強によるものではなく、昨年の戦力をベースとして監督の意思が選手に浸透し、連携やコミュニケーションが向上した成果とも言える。
しかし、だからと言って伸二が抜けたらどうなるだろうか。昨年マリッチが入団した際、何試合か得点できない時期に“マリッチ不要論”があちらこちらで噴出。しかしマリッチが頬骨陥没骨折して戦線を離脱してからチームは調子を落とし、マリッチの復活と共にチームも調子を上げていった。一見活躍していないように見えて、見えない所で効いているって事もある。小野伸二も期待が大きいが故、なかなか評価されない試合が多かったが、実はボールに絡まない所で地味に効いていたりしないだろうか。案外伸二が抜けたら穴は大きい気がする。
という訳で(というか、そういう訳でもないのだが)、小野伸二には一日でも長くレッズのユニフォームを着ていて欲しい。出来れば今シーズン終了まで、浦和レッズに居て欲しい。少なくとも、昨日の試合がレッズラストゲームって言うのだけは勘弁して欲しい。レッズサポの皆さんも、そういうことであれば色々準備もあるだろうしね。