ナビスコ準々決勝川崎戦、4−3勝利!ワシントン4ゴール!

morimoto772006-06-03

ワーシントン、ワーシントン、ワシントン、ワシントン、ワシントン、ワシントン!
今日のナビスコカップ準々決勝、川崎フロンターレ戦、激闘の末4−3で浦和レッズが勝利しました。ワシントンが4ゴールで、前節横浜Fマリノス戦に続く2試合連続のハットトリック達成。アウェイゴールを3点取られた事は少し気になるけど、まあ勝てて良かった。
今日の試合、前半9分に相馬崇人が左サイドを上手く抜けてクロスを上げると、ワシントンのヘッドにドンピシャ合って先制ゴール。この辺まではレッズが一方的に攻める展開だったが、徐々に川崎にペースを握られる。前半18分には山田暢久がボールを奪われるとマルコンが右サイドに展開しシュート。こぼれ球がジュニーニョの前にこぼれたのはアンラッキーだったが、このボールをしっかり決められて同点。更に前半32分、またしてもマルコンが左サイドで山田暢久を抜き去り、闘莉王が懸命に止めるがこぼれ球は再びマルコンの前にこぼれ、中へクロスを入れると中村憲剛に決められ逆転を許した。その後も何度かピンチを迎えたが、何とか1−2で前半終了*1
後半、マルコン対策か、調子が悪かったのか、山田暢久に代えて平川忠亮を投入。これが功を奏し、後半のマルコンの攻撃は影を潜め、逆に平川忠亮が攻めあがるシーンが目立ち始める。そして後半4分、コーナーキックからのボールをファーサイドで待ち構えるワシントンが右足で押し込み同点。しかし後半18分、川崎はマルクスオフサイドぎりぎり?のパスを受け、冷静に山岸を外して勝ち越しゴール。これは正直痛かった。内館が右手を上げてオフサイドをアピールしたが、その前に全力でゴール前に走っていれば防げたかもしれないし、この辺は反省点。その後川崎は足がつり気味のマルクスを下げ、守備固めに入るが、ここからレッズが底力を見せる。後半23分には右サイドを永井雄一郎平川忠亮で攻め上がり、最後は平川がマルコンを振り切ってワシントンへマイナスのパスを出し、ワシントンは合わせるだけのシュートで今日ハットトリックとなる3点目をゲット。これで同点。この時点で流れは完全に浦和レッズ。平川にマルコンを抑えられ、マルクスは既に交代で姿を消している川崎に勢いは無かった。そして迎えた後半28分、鈴木啓太が奪ったボールを闘莉王が右サイドの永井へサイドチェンジ、パスを受けた永井からポンテ、そしてゴール前に居る平川が足の先でワシントンにパスをすると、ボールを受けたワシントンはゴール前で冷静にドリブルをしてDFを3〜4人かわして右足でシュート。これが決まって浦和レッズ逆転。
その後も優勢に試合を進めたレッズだったが、結局4−3で試合終了。先ずは浦和レッズが1勝。しかし、アウェイゴールを3点も取られての1点差勝利。次のアウェイ戦、勝ちか引き分けで文句無しの準決勝進出だが、万一負けた場合、2点差は文句なし敗退。1点差でも4−5以上の負けでないと準決勝へは進めない。まあそんなややこしい事考えるより、スッキリ勝って準決勝へ進出して欲しい所。ブッフバルト監督、期待してます。今日は山田交代は良い判断でした。次の試合、右サイドの先発は誰になるか、注目ですね。

*1:この時の状況は監督もこう語っています⇒1−2になった状況の中で、我々の選手たちが非常に萎縮してしまい、フィールドに立っているのかいないのかも、わからないような状況になってしまった。そのような状況だったので、前半が終ってハーフタイムに入ってくれた事は、いい事だった。