甲府戦まさかの引き分け

浦和レッズは今日の試合、勝ち点2を失ったのか、又は勝ち点1を拾ったのか。
今日の試合、会場となった小瀬では過去最高観客動員の17,000人となった。もちろん3割位はレッズサポなのだが、今まで経験した事の無い大観衆に甲府の選手のモチベーションはかなり高かったと思う。前半から積極的にプレスを掛け、ボールをポゼッションし、浦和レッズ相手に互角以上の戦いを見せていた。バレーのポスト直撃のシュートもあったし、山岸範宏のスーパーセーブで何とか防いだシーンもあった。そして迎えた後半17分、右サイドで山田暢久が相手ボールを奪いに行った際のこぼれ球が相手FWの長谷川に渡り、そのままサイドからクロスを上げられ、フリーの藤田にヘッドで決められた。盛り上がる甲府イレブン、そして盛り上がる甲府市民。これはヤバイ。浦和レッズイレブンは連戦の疲れからか全体に身体が重く、ボールの無い所での動きが少ない。甲府のプレスの影響でレッズは下がり気味になり、田中達也が孤立する場面が目立つ。たまに前線で田中達也がボールを持っても、ビジュがしっかり抑えている。本当にヤバイ。しかし後半30分、選手もヤバイと思ったのか平川忠亮闘莉王長谷部誠らが揃って前線へ上がり、長谷部から三都主へパス、ゴール前にDFが引き付けられている隙間を狙って三都主がシュートを決めて同点。この後黒部光昭を投入し2トップにしてから、レッズは徐々に前目でプレーできるようになり、逆転は時間の問題という感もあったが、今日は闘莉王に当たりが無かった。野球で言えば4タコ(4打数無安打)のダブルプレー1と言った所か。結局そのまま引き分け。今年J1に昇格した甲府相手に痛い引き分けとなった。
http://www.jsgoal.jp/game/2006/20060100010320060729.html
しかし試合内容は甲府の素晴らしい善戦。それはレッズのシュート数7に対し甲府のシュート数11という数字が物語っている。今日はレッズとしても何とか勝ち点1を拾ったという所だろう。まあワシントンとポンテを欠く中、よく頑張った。できれば、前節の大分戦のように勝ち点3を拾いたかったが、それは贅沢というものか。ヴァンフォーレ甲府サポは引き分けながら今日は良い試合を観れたんじゃないかな。スタジアムでサッカーを観る楽しさを味わってもらえたと思う。今日の試合を忘れずに、レッズやアルビレックス新潟のように沢山お客さんが入るチームになってもらいたいものだ。
それにしても、今日ガンバ大阪川崎フロンターレも引き分けたなんて、ラッキーだよね。まあガンバサポも川崎サポもそう思っているかもしれないけど。 JR中央本線甲府発新宿行き臨時電車 特急かいじ190号の車内もそんな話題だろうね。参戦された皆様、ご苦労様でした。
(・」o・)」 ワシントーン、早く帰ってこーい!