妻日記byhachi

最近息子のコミュニケーション能力の成長は目覚ましいものがある。昨日はお風呂あがり、息子を先にお風呂から出して体を洗っていると。息子がドアを開けて、「テレビみていーい?」といったのだ。いままで「ちょうだい」とか「テレビ見る」なんかはいっていたのだが、自分の要求を疑問形でいうのは初めてである。しかも今日は電車の絵本を見ながら、私が本の通りに「ひかり300系だよ」というと、「ひかりちがうよ。のぞみだよ」
といったのだ。確かに、ほとんどの本ではのぞみ300系と書いてある。自分の意見を言葉で言う息子。嬉しいやら,びっくりやらである。あともうひとつは幼稚園の出来事を話す事。といっても他の子のように○○君と遊んだなどという高度な表現はまだまだだけど、『きょうねー、自転車(三輪車)のったの」とか「飛行機おったの」とか、聞かなくても報告してくれる。こうやって幼稚園の出来事を報告してくれることを私は夢見てたので本当に嬉しい。息子のこの目覚ましい成長は言語訓練の成果や幼稚園の刺激、もちろん息子自身の成長や父親の協力もあるのだが、母親である私の心境の変化もあるのかもと思う。思えばついこの前まで他の子と比較しては落込んだり焦ったりして、ネットを見ては自閉傾向の子の症状をみて、これも息子にあてはまるかも、なんて思っては落込んだりしていたのだが、ある障害者の回想文に『私はとても恵まれていた。私の周りには他人と自分を比較する人はいなかった。私自身の日々の成長だけを見つめてくれていた。」という文章が載っていて、目がさめた思いだった。本当そうだよね。うちの子は確かに他の子より1歳は現時点遅れているけど、お弁当も舐めるように食べてくるし、幼稚園でも特に問題なくやってる。そして、息子自身ものんびりだけど、確実に一日一日成長しているし。ということで、最近私の中でふっきれたのがよかったのか、ここ1週間で、飛躍的にコミニュケーションがとりやすくなったのである。これは、今回の妊娠にも同じことが言えるかも。何がなんでも、今月こそはご懐妊!なんて思っているといくら婦人科でばっちり排卵日だしてもらっても子供はできないのに、もう今月はいいや、なんて思っていると、あっさり妊娠してしまった。息子の場合もそうだ。いままではなにがなんでも、普通の小学校にはいれるようにせねば、とかせっぱつまったものがあったが、こういう強い思いを手放すことができると意外とうまくいくのかもね。もちろん基本的なこと(ご懐妊の場合基礎体温つけるとか、息子の場合は言語訓練に通う)をしたうえでだけどね。