法事終了

休日の早朝なんかガラガラだと思ったら、とんでもない。新幹線の指定席は満杯で、自由席も座れない人が沢山。さすが3連休の初日。意外と家族連れは少なく*1カップルが多かったが、中には何処へ行くのかアロハシャツを来たおじさんも居たりして、何気に新幹線の中は連休ムード。そんな中、俺は一人礼服を来て法事に向かっている。一応シャツは普段着用のピンクのストライプを着ていたので一見礼服には見えなかったかも知れないが、手に持つ上着が如何にも鬱陶しい。まあ良いんだけどね。余談だが、最近の電車の中は携帯型電子機器で溢れている。今日も新幹線の中は、携帯型DVDプレイヤーで映画を観てる人、パソコンで漫画を読んでいる人、PSPを膝の上に置いて、ニンテンドーDSで遊ぶ人、などなど。個人的には「何もそこまで」と思うのだが、妻に話すと「私もDVDくらい観たい」そうだ。まあ息子と一緒ならそうかもね。
さて、話を法事に戻す。一旦実家に帰った後、皆でタクシーでお寺に向かった。坊さんのお経を訳も解らず聞きながら、本日の主役である死んだ爺さんや婆さんの事を考えた。それが良いと思ったからだ。お経が終わった後、坊さんもそんなことを話していた。息子は一生懸命お経(のフリガナ)とにらめっこしてたけどね。また余談だが、昔から日本人は訳の解らないモノに惹かれるらしい。例えば英語で何か喋ってる人が居ると、意味は解らなくても「カッコイイ」と思ってしまう。仏教が日本に来た頃の中国語が正にそんな感じだったらしく、意味もよく解らない中国語のお経を有り難く聞いているのだ。俺的には日本語で話すキリスト教の神父さんの方が余程親切で真面目だと思うな。まあ神父さんの場合、外国人が日本語を話すのがウケるんだろうけどね。
さて、もう一度話を法事に戻す。無事お経が終わり*2、これから墓参りという時に、大雨が降りだした。夕立なので直ぐに止んだが、息子がおねしょした布団を干してきたというのだ。まあ今更どうしようもない。布団の事は忘れて皆で食事へと向かった。そこで息子は大活躍。「お酌」を教えると、あちこちにビールをついで回って、歓迎されていた。
まあ、そんなこんなで法事も無事終了。みんな疲れたのか、ぐっすり寝ている。夕立は局地的なもので、幸い布団も無事だった。皆さんお疲れさま。

*1:子供が居ると、朝早くはなかなか出れないんだと思う

*2:実はお経が始まる前に一つトラブルがあった。位牌を家に忘れてきたため、開始時間が大幅に遅れたのだ。