フィンケ氏、2年契約?

morimoto772008-11-25

次期浦和レッズ監督の有力候補とされるフィンケ氏。現在来日中で、先日の清水戦、そして浦和ユースの試合を視察したみたい。ユース世代の視察は、ユース世代の育成も託したいというフロントの意向を受けたもので、2年の長期契約になる見込み。次のガンバ大阪戦も視察予定で、監督就任は決定的かな。ただ、浦和レッズのアドバイザーに復帰予定のブッフバルト元レッズ監督はフィンケに否定的。理由は「中立な立場で話すが、フィンケは日本に向いていないと思う。指導の仕方などを考えると合わない気がする。自分が推薦することはない」というもの。記事には「浦和は個人技ベースの魅せるプレーを目指してきたが、フィンケ氏の方針は個性よりも戦術を重んじる組織的なサッカー。個性派集団のよさが消される可能性がある」とあるが、これはギドの言葉かどうかは不明。確かにギドなら言いそうな言葉ではあるが、今レッズが目指そうとしているサッカーからは完全にずれた発言といえる。正直、個人技で勝てるほどの個性は無いし、個性は組織の中で活かされるべきもの。藤口社長がどれだけブッフバルト氏のアドバイスに耳を傾けるかは判らないが、いずれにしてもよく吟味して欲しい。何せ、監督人事は社長の特権らしいからね(参考)。確かに、監督の選考はそのクラブの方針に直結するだけに、それで良いとも思う。ただ、それは社長が確固たるクラブの方針、あり方、どんなサッカーで何を目指すのかといったものをしっかり持っていることが大前提。犬飼社長のときは良かったんだけど、藤口さんは大丈夫?