今日、浦和レッズ藤口社長はエンゲルス監督に対し、解任通告をした。ACL準決勝ガンバ大阪戦で解任は決定的とは思うが、解任される本人にしてみれば、早くはっきりさせたかった様子。まして、後任監督候補（フィンケ氏）が堂々とスタジアムで試合を視察なんてされれば「はっきりしてくれ」と言いたくなる気持ちも判る。結果論かもしれないが、ACL準決勝G大阪戦敗戦後に解任決定的とメディアも報道している状況を鑑みれば、解任を決心した時点で早めに通告し、シーズン終了までモチベーションを保つための別のインセンティブ契約を結ぶとかの手段はあったかもしれないね。本人にしてみれば遅過ぎた感のある解任通告だったが、これでスッキリしただろうし、気負い無く自然体で残りの2戦に臨めるね。
思えばオジェック監督解任からの急な監督就任で、ろくに準備も出来ないままシーズンを戦ったんだから、少しかわいそうだよね。日本語が堪能で、選手とのコミュニケーションを重視する姿勢は好感が持てたし、攻撃重視の戦術も結局完成はしなかったが嫌いじゃなかった。最後2試合、最後まで諦めないで浦和のために全力を尽くしてください。連勝あるのみ！
