ジグソーパズル騒動

これから寝ようかと言うとき、トトロのジグソーパズルの話になり、100ピースが絶対欲しい息子と、15ピースから地道に始めることを説く妻の戦いが勃発。どうやら昼間、玩具売り場で前哨戦があったらしい。100ピースに固執する息子に対し、妻は寝室からイソイソと出ていくと、何処からかミッキーの108ピースのジグソーパズルを持って来て「これが出来たらサンタさんにお願いしてあげる」と息子を挑発。息子はスグサマ箱を開けると、徐にジグソーパズルをやり始めた。一人では難しそうだったので、俺も少し手伝った。我が家の男組2名が真剣に作業している様子に興味を持ったのか、娘がチョロチョロ周りをうろつき始めた。これに息子が腹を立て、妻が娘を隔離。漸く落ち着きを取り戻した息子は、俺と一緒に少しずつピースを繋げていき、何とかあと1個という所まで作り上げた。しかし、あと1個が見つからない。妻が「布団を上げて探してあげる」というので、息子はジグソーパズルを持って避難。しかし、ここで娘が再登場。執拗に息子を追い回し、息子はやむ無くパズルを机の上の置いた。しかし、事件はこの時起きた。
ジグソーパズルが机から落ちたのだ。部分的にバラバラになり、息子は半泣き状態。妻が「直してあげるから」と慰めるが、なかなか直らないため、とうとう息子は泣き出した。因みにジグソーパズルが落ちたのは、息子の置き方が悪かったためだが、落ちた瞬間「マルちゃ〜ん」と完全に娘のせいにしていた。何かと可哀想な娘だ。その後、何とか妻の修復作業も終わり、足りなかった1ピースも妻が探しだし、ついにパズル完成。達成感を胸に、息子はご満悦の表情で寝室へと去っていった。無事完成して良かったね。