原口元気初ゴールで1-0勝利!

今日のリーグ戦第5節、名古屋グランパス戦、原口元気の初ゴールで浦和レッズが1-0で勝利。最小得点差ながら、貴重な勝ち点3を獲得。

前半開始早々、相手のパスミスから田中達也がオープニングシュート。このシュートを皮切りに、浦和レッズは立て続けに6本のシュートを集め、名古屋を攻め立てる。ワンタッチパスにも積極的にチャレンジし、名古屋のディフェンダーをかわしながらボールを前へと運んでいった。コーナーキックも何本か得て、先制ゴールは時間の問題と思われた。しかし前半22分、田中達也が理由不明の交代。代わりにピッチに立った原口元気が前半の内に決勝ゴールを決めたのだから、この交代は正解だったと言えるが、この交代を境に名古屋に攻め込まれる時間帯が続いた。玉田とダヴィがゴール前に何度か顔を出したが、ここは坪井慶介闘莉王がしっかり抑えた。そして30分過ぎからまたレッズが主導権を握り、エジミウソン原口元気と立て続けにシュートを放った。ここでは残念ながら得点には至らなかったが、前半43分、スローインからゴール前に上げられたクロスを闘莉王がヘッドで折り返し、エジミウソンが触ったボールがまるでフィンケの魔法が掛かったかのように原口元気の前にこぼれ、元気は豪快に右足を振り抜いて先制。記念すべき原口元気のプロ入り初ゴールは、こうしてトヨタスタジアムで生まれた。
後半も浦和レッズは主導権を握り続け、結局1-0で勝利。今日は90分を通じて守備が安定していて、危ない場面は1度か2度あったかどうかだ。今日は原口のゴールが決勝点となったが、今日の勝利は坪井慶介闘莉王を中心とした安定した守備がもたらしたても言える。また次節が楽しみになる試合となったが、田中達也の途中交代だけが心配。どうやら筋肉の違和感から、自ら交代を申し出たらしいが、軽傷を祈る。