授業参観日

今日は息子の授業参観日。生憎の天気だったので、車で行くことにした。とは言っても小学校に駐車場は無く、妻と娘を小学校で降ろすと、近くの公民館の駐車場にこっそり停めて、傘をさして小学校へ向かった。門をくぐると、妻と娘が待っていてくれた。何せ初めてなので、妻が居ないと場所が判らない。妻と一緒に小学校を中の方へ進むと、丁度渡り廊下辺りで案内の先生が立っていて、一年生の教室へと案内してくれた。久し振りの小学校の雰囲気は、幼稚園のそれとはかなり様相が異なり、やはりお勉強するところという感じ。それでも教室に入ると、そこにはつい先月まで幼稚園児だったピカピカの一年生達が、一年生らしくワイワイガヤガヤ騒いでいた。しかし、先生が「授業始めていいですかぁ?」と話すと、教室は少しずつ静になり、みんながお喋りするのを止めたのを待ってから、先生は授業を開始した。息子は妻の要望通り、一番前に座っている。今日の一時間目は算数だ。1から5までの数字の数え方を、教科書の絵の中の動物の数を数えながら勉強するらしい。先ずは、「絵の中のどんな動物が居ますか?」という先生の質問。みんな一斉に手を上げ、中には「ウサギーっ」とか答を口走る子もいたが、先生は人差し指を口に当て、「しーっ」と言いながら、手を上げて答えるよう促している。因みに息子もてを上げていた。しかし、最初に当てられたのは他の子供。当てられた子供は「はいっ」と大きな声で返事をすると、「ウサギです」と答えていた。黒板を見ると「おやくそく」という紙に「手を上げてから答えること」「はいっと返事をしてから立って答えること」「答える時は、最後に“です”を付けること」等が書かれていた。そうこうしている内に、息子が指された。息子は3回位名前を呼ばれた後、思い出したように「はいっ」と言って立ち上がり、「かえるです」とキチンと答えて見せた。ビデオ係の妻はちゃんと撮れただろうか。本人に確認すると「撮れた」と言っていたので、一安心。その後、授業は進み、絵の中の動物を○で囲んだり、数字のブロックを置いて数を数えさせたり、最後は数字と線を結ばせたりと、とても解りやすく教えていたと思う。息子は途中までは元気に手を上げていたが、段々と手の上がる高さが低くなり、最後には手が上がらなくなり、とうとう目を擦り始めた。内容的には息子にも十分答えられる易しい問題だったと思うが、集中力が持続しないのかな。ただ、息子にしては上出来。授業の後で先生に挨拶した際、先生も「今日は落ち着いて授業が受けられた」と褒めていた。まあこれから先は長いし、慣れてくれば大丈夫さ。まあ無理せず頑張れ、息子。