新潟戦、阿部勇樹ゴールで2-0快勝!サヌ初登場!

前半早々に宇賀神友弥が負傷し、初帯同のサヌが早い時間帯から登場。心配された守備も無難にこなし、攻撃面では積極的な上がりとゴール前でのセンスあるパスにより間違いなくレッズのサッカーをグレードアップさせた感がある。前半は鈴木啓太、後半は阿部勇樹に決定的なパスを送り、啓太はふかし、阿部勇樹は精度よくゴール右に決めた。鈴木啓太も今日は(も?)外したが、これまでの試合に比べ前の方で見かけることが多かったと思う。次節以降も積極的に押し上げて欲しい。まあ1試合でミドルシュート1本がノルマだな。
全体を振り返り、前半11分の大島秀夫のヘディングシュート、後半5分頃の田中亜土夢のゴール前どフリーシュートが外れていて、本当に助かった。“快勝”とは書いたものの、結構際どい勝負だったと思う。坪井慶介がゴール前で抜かれるシーンもあったし、中盤で不用意にボールを失うシーンもあった。今日の完封はアルビレックス新潟の決定力不足に助けられた面が大きい。余談だが、坪井が腕捲りをしているときは、ミスをして照れ隠しをしている時だと今日発見した。前線へのフィードなど全くセンスが無いのだから、守備だけはしっかりやってもらわないと。頑張れ坪井慶介。あと、ポンテはかなり復活したね。年棒も高いんだろうけど、今更ながら夏で手放すのが惜しくなってきた。穴を埋める選手が見つかれば良いが、出来れば残ってもらいたい。今日の2点目も阿部勇樹のゴールとなっているが、90%はポンテのゴールだ。※阿部勇樹自身、試合後にポンテのゴールだと話している。無論、山田直輝梅崎司などが穴を埋めてくれるのがクラブとしての理想だろうけど、現時点では未知数。よぉ〜く考えて決めてください。橋本光夫社長、柱谷幸一GM

さて、他の試合では鹿島が引き分けて、浦和レッズは暫定首位に躍り出た。この時期、順位はあまり関係ないが、やはり首位の座は居心地が良い。しかし正念場はこれからだ。ナビスコの神戸戦を挟み、次節以降、川崎フロンターレジュビロ磐田清水エスパルス名古屋グランパス横浜Fマリノス毬と上位陣との対戦が続く。ワールドカップまでの前半戦を終了した時点で上位をキープできるかどうか、まあ1試合1試合、全力でぶつかっていくしかないね。一昨年7位、昨年6位のチームなんだからね。