浦和レッズ2-3ドルトムント

惜しい試合だった。
序盤、かなり押し込まれながらよく耐えて、柏木陽介コーナーキックから興梠慎三が見事に先制ゴールを決めた。
その後レッズはペースを徐々に掴み、武藤雄樹やラファエルシルバの惜しいシュートなどもあったが、結局前半は1-0で終了。
後半から選手を3人交代。勝ちたい試合だったとは思うけど、この貴重な機会はなるべく多くの選手に経験してもらいたいと言う采配に思えた。
このまま終わるとは思っていなかったが、期待はあった。でも、ドルトムントの19歳、モルの前に夢は叶わなかった。
槙野智章も身体を寄せて粘ったが、モルのスピードが上回った。
その後あっさり逆転を許し、さすがブンデスで終わるかと思いきや、遠藤航が意地を見せた。高木俊幸からのコーナーキックを見事にヘディングで押しこみ同点。
このまま終われれば良かったが、同じく遠藤航のクリアミスをドルトムントは見逃さなかった。
勝ち越しゴールを許したレッズは2-3で敗れたが、この得難い経験を今後に生かして欲しい。