久しぶりにサカダイ買ってみた。表紙こそレッズ色は無いものの、中を見ると浦和レッズサポとして興味深い記事が幾つかあったからだ。
Ｊ１リーグレポートでは『浦和レッズ苦境打開への道』でエメ移籍の真相（らしきもの）や、エメとアルパイが去り、ポンテとマリッチが新加入し、レッズがどう変わっていくかが書かれていた。エメの移籍に関しては、エメにとっても青天の霹靂だったらしい。エメルソンは浦和でのプレーを望んでいた。クラブ側が見限ったのだ。記事には、リーグ戦をすっぽかした遅刻が代償でチームを離れる事になったと書いてある。それに加え、今シーズンの不調（１２試合で４得点）も大きな要因だろう。エメの誤算でレッズは開幕から不振に陥り、一時は最下位まで順位を下げた。このままシーズン終了までプレーを続けても、完全復調の見込みは少なく、結果的には値は下がるとクラブ側は踏んだのだろう。
エメルソンに関しては、ミスターレッズ福田正博、そしてセルジオ越後さんのコラムが掲載されている。福田は『育児疲れ』『MVP、得点王を取ってのモチベーション低下』が不調の原因と推測する。また、エメにはヨーロッパでプレーして欲しかったらしい。『カタールかよ』だそうだ。確かにそれはある。しかし、とにかく頑張れ。何処へ行っても得点王を取れ。そしてセレソンになって（又は日本代表でもいいけど）、浦和に帰っておいで。一方セルジオ越後は、やや厳しい見方だ。『エメがアル・サード側との交渉のテーブルについて、どちらの条件が良いか天秤にかけていたと思われても仕方が無い』『エメはアル・サードと契約するまでレッズでプレーすべきだった…日本をなめているとしか思えない』とか書かれている。ただ、エメのレッズへの貢献は高く評価した上で、８億円以上の移籍金について『最後までレッズにメリットをもたらした』と評価した。
しかし、ここで余計な事が書いてあった。エメのレッズへの貢献度の高さを評価するに当たり、アルパイを引き合いに出してきた。『高いお金を貰っていたのに、ピッチ上はもちろん、それ以外の面でもチームに何も残さずに去った』とまで書かれている。セルジオさん、アルパイはそんな奴じゃないよ。昨年の２ｎｄ優勝に大きく貢献したし、レッズサポの為に、いつも全力プレーを披露してくれたのだ。カードさえ貰わなければ…という話もあるが、Ｊリーグの審判の偏見もあり、可哀相な男なのだ。まあ表面だけ見れば、越後は正しいかもしれないが。
ここで今日の写真（及び今日のお題）。上記の『浦和レッズ苦境打開への道』でポンテ加入後の予想フォーメーションが掲載されていたが、ネネの名前が無い。しかも『アルパイの穴も内館、堀之内が十分に埋められるはず』とダメ押しされている。うーん、忘れられている。ついでに言えば、マリッチの名前も無いが、まあ記事を書いた時には、まだ正式決定じゃなかったのだろう。サカダイさん、頼むよ。
