バーベキュー火傷騒動〜ホタルバス

昨日の夕食はバーベキュー。息子は自分で肉や野菜を焼いて、大層ご機嫌だったのだが、金属製の串の熱い所を思いっきり触ってしまい、右手の人指し指と中指、そして親指を火傷した。直ぐに流水で冷やした後、コーラのコップで冷やしていたのだが、相当熱かったらしい。最初は「大したことない」と思っていたが、後で見ると白ぶくれになっていた。まあ、ここまでは普通の火傷の話。ここからが息子の真骨頂。「痛い痛い」と目に涙を浮かべながら、コーラに当てた火傷の右手を離さなくなってしまった。精神的なショックは相当なものだったらしい。だいたい息子はいつも大袈裟だ。何処かをぶつけると、全然血が出てなくても「バンドエード貼って」と要求する。今回は、これを逆手に取った。お店の人に消毒液とバンドエードをもらい、3本の指に貼り付けた。これで収まるかと思いきや、火傷の指はまだ痛いらしく、左手で火傷した所を押さえて離さない。取りあえず、バーベキューガーデンを後にして、温泉へと向かった。しかし、ホテルの中で温泉を探しながら歩いている内に息子は徐々に元気を取り戻し、温泉に入る頃にはすっかり元気になり「もう全然痛くないじぇー」と走り回っていた。そして極めつけは蛍。近くにホタルを見に行くバスツアー(という程ではないが)があり、蛍を見て息子は大はしゃぎ。蛍を手の平に載せてあげると「わぁー」と歓声を上げた。
バーベキューでは痛い思いをしたが、全般には良い一日だったみたいだね。今日帰るとき、名残惜しそうな表情で「もう帰るなんてつまんなーい」と呟いた。また来ような、息子。