日本は初戦のオーストラリア戦、後半39分までリードを保ちながら残り6分で逆転され、惜しい試合を落とした。勝てる試合だったなぁ。
前半開始早々からオーストラリアに攻められながらも得点を許さず、逆にボールを奪ってからの素早いパス回しでオーストラリアを崩し、中村俊輔のラッキーなゴールで先制。攻めながら得点できず、逆に日本に得点を許してしまったオーストラリアはかなり焦ったと思う。前半は1−0で折り返し。後半に入ってからも日本はしぶとく守り、ボールを奪った後日本らしい攻めも出るようになってきた。オーストラリアは精神的に追い詰められ、また暑さからくる疲労も蓄積され、徐々に戦意が喪失されつつあった。この時間帯に日本は2点目を取って試合を決めなければならなかった。ジーコもそんな思いで小野伸二を投入したと思うし*1、中澤も『下がってこなくていい、前でやってくれ』と伸二に指示したと思う。しかし、2点目は取ることはできなかった。これはFWの決定力不足によるものか、中村俊輔のスタミナ不足によるものか、駒野のクロスの精度が余りに悪かったせいか、はたまた小野伸二投入によりチームのバランスが崩れたためかは判らない。しかし、結果的に2点目を取れなかったことがオーストラリアの戦意を高揚し、川口の判断ミスを誘った。たらればは無いが、小野伸二ではなく大黒か玉田、もしくは稲本か中田浩二を入れて監督の意思を明確に伝えるべきだったような気がする。
とはいえ、日本はこの1点を守り切らなければならなかった。それが日本のサッカーのはずだった。川口、何であそこで出たかなぁ〜。まあ終わってしまったことは仕方が無い。オーストラリアも32年振りながら土壇場で逆転する辺り力があったという事だ。これで決勝トーナメント進出はほぼ無くなった。しかし、まだ僅かな望みがある以上、夢を見ていたいと思う。次のクロアチア戦、絶対勝って、ブラジル戦まで夢を見させてくれ。日本。
夢の形
- ブラジル 2勝0敗1分(クロアチア○、オーストラリア○、日本△)
- 日本 1勝1敗1分(オーストラリア●、クロアチア○、ブラジル△)
- オーストラリア1勝2敗 (日本○、ブラジル●、クロアチア●)
- クロアチア 1勝2敗 (ブラジル●、日本●、オーストラリア○)
写真は登り棒に登る息子です。この日の試合、不幸中の幸いながら唯一の朗報は、坪井の怪我が大事に至らなかったことだね。あー良かった。
http://www.yomiuri.co.jp/wcup2006/news/20060613ie37.htm