昨晩遅く、実家から帰宅。昨日は妻が「帰る準備をしたいから」ということで、息子と一緒に近くの遊園地へ行ってきた。最初は軽く電車に乗って帰るだけのつもりが、ついつい遊園地にまで足を伸ばしてしまった。それでもチケットはパスポートなどは買わず、入園券だけ買って軽く散歩して帰るつもりが、いざ中に入ると意外と面白そうな乗り物が沢山あり、息子も色々と乗りたいみたいで、多少散財した。まあパスポートを買うよりは安かったけど。最初に観覧車に乗り、すぐ下を走るジェットコースターを見ながら「次はあれに乗るか？」と訊くと「小学校に入ってからね」と拒否。ジェットコースターは恐いらしい。少し歩くと何とか鉄道って云うミニSL風の乗り物があり、息子が乗りたいと言うし、「園内をのんびり見学するのもいいか」と思い二人で乗り込むと、座席にはシートベルトの他、ジェットコースター等でよくある身体を固定するバーが備えてあった。「何とも安全に真面目な遊園地だな」と思っていたが、いざ発車すると、何とか鉄道は「カチャカチャカチャ、ガッチャン」と何かの歯車に嵌まる音がした後、「カタンコトン」と坂を登り始めた。息子も異変に気付いたらしく、俺の腕を掴みながら「何だかジェットコースターみたいだね」と「これはジェットコースターじゃないから安心していいよ」と言って欲しそうな目で俺を見た。俺も正直その時点でこの乗り物が何物なのか解りかねていたので、いい加減に「ひょっとしたらジェットコースターかもよ」と話すと、息子は「えっ」と少し大きな声を出し、俺の腕にしがみついた。登り坂を一番上まで登りきった謎の乗り物は、息子の嫌な予感通り、ジェットコースターの如く下り坂を猛スピードで下り始めた。ただそこは幼児も乗れる乗り物。坂は緩やかで、息子もそれほど恐くはなかったようで、結構楽しかったらしい。まあ、そんなこんなで遊園地は楽しかったようで、帰宅時間は大幅に遅れ、実家から帰宅したのは昨晩遅くになってしまった。
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これで暇な実家ライフとも暫くお別れ。今回の成果は鉄鼠の檻が750ページを越え、とうとう妻に追い付いた事。妻は「禅」の教えの内容が判らないという事で先に進めないでいるが、まあ「禅」なんてそんな簡単じゃないだろうね。とりあえず俺は自分では解った気になって先に進んでいます。
