磐田戦3-1勝利、首位浮上!

morimoto772008-08-23

前半苦しみながら、ポンテの復活同点ゴール、平川忠亮の今季初ゴールとなる逆転ゴール、そして高原直泰の古巣からの初ゴールとなるダメ押し追加点で3-1で勝利。今日は首位鹿島アントラーズが3位名古屋グランパスと対戦し敗れたため、久し振りに首位に返り咲いた。

前半は前田遼一駒野友一ジウシーニョに苦しめられた。左サイドを駒野に制圧され*1、ゴール前に幾度となくボールを運ばれた。前半の20分位だったか、前田のヘディングシュートがゴールマウスに吸い込まれた時は「やられた」と思ったが、ここは前田のファウル(もしくはオフサイド)の判定で救われた。その後もレッズは攻められながらも身体を張った守備でシュートコースを消しながら耐えていた。このまま前半は0-0で終わるかと思った42分、都築龍太が前田のヘディングに競り負けるという失態を犯し、遂に失点。しかし、これで目が覚めたのか、2分後の後半44分に田中達也のシュートを川口能活が弾いた所、ポンテが素早く詰めて同点。これで浦和レッズは流れを掴んだと言える。
後半に入り、何が変わった訳でもないが、流れはやはりレッズ。磐田は前半の飛ばし過ぎか運動量が落ち、中盤にスペースが発生。そこをレッズが上手く使う。後半12分には細貝萌の頑張りから平川忠亮の今季初ゴールが生まれ逆転。直前に誰か(ジウシーニョ)が倒れている中、磐田の選手はボールを出すのか出さないのか迷うようなプレーの中でレッズがボールを奪い、そのまま得点に繋げた。中途半端は良くないね。その後も攻められる場面はあるが、身体を張った守備で得点を許さない。そして後半24分、エンゲルス監督が動く。田中達也に代えて山田暢久投入。TVの解説では“守備固め”と評されたが、本人にそのつもりは無いらしく、積極的にシュートを放っていく。ここの所スタメンを外されているので、“引退の危機”を感じているのかもしれない。更に後半33分には鈴木啓太に代えて堤俊輔、37分にはポンテに代えてエジミウソンを投入。柏戦での選手交代無しを意識したかどうかは不明だが、今日も消耗戦だったし、良かったんじゃないかな。交代した選手の動きも良かったしね。
エジミウソン投入以降、後半40分位からは完全に守りきる体制。どうしてもゴールが欲しそうだった山田暢久もここは守備に専念。磐田のシュートをことごとく身体を張って防ぐレッズイレブンを見ながら、「今日はこのまま守りきって勝てそうだ」と思っていたが、最後に高原のダメ押しゴールのおまけが付いた。カウンター気味にゴール前に運んだボールを、エジミウソン高原直泰へパスを繋ぎ、高原直泰はゴール前の切り返しで相手DFを振り切ると、3点目のゴールを叩き込んだ。

今日は鹿島が名古屋に敗れて、浦和レッズは首位浮上。しかしまだ22節。9月にはACLも始まり厳しい戦いが続くとは思うけど、あと12試合のリーグ戦、1試合1試合勝ち点3をしっかり積み上げて、去年の雪辱を果たしたいね。先ずは水曜日(8/27)の東京ヴェルディ戦だね。今日は雨の中、選手もサポーターもお疲れ様でした。

*1:というと相馬崇人に失礼だが