免許証、住所変更出来ず

駅伝に備え、約2km先の警察署まで走って行くことにした。息子も元気が有り余っているということで「パパと一緒に行ってらっしゃい」ということになり、息子と二人で家を出た。走って行くと言っても、急に2kmも走れるわけもなく、服装は普段着。まあ駅まで急いで走っている人って感じかな。走り始めると、最初の300mで疲れを感じたが、こんなトコでへばっていてはとても5kmは走れない。頑張って走り続けると少し慣れてきた。しかし今度は息子が「ねえパパぁ、何処まで行くの?もう疲れたよ」と文句を言い始めた。まだ警察署は遠く、オブって行くわけにも行かず、取りあえず立ち止まって息子を待った。息子はノロノロと近づいてきたかと思うと急に走り始め、俺を抜かしていった。俺は再び走り始め、息子との抜きつ抜かれつの競争が始まった。先日の最終戦埼スタから浦和御園まで走りきっただけあって、息子も小一にしては持久力がある。それでも、さすがの警察署に着いたときには、二人ともソコソコに疲れていた。「あーやっと着いたよ、疲れたぁ」
しかし、二人には思いがけない事実が待っていた。警察署に入り「免許証の住所変更をお願いします」と受付で話すと「平日じゃないと出来ません」との衝撃的な返事。「エエーっ」マジすか。
受付には草臥れたおばさんと、真面目そうな若い警官が暇そうに座って、何をするでもなくボーッとしている。奥では年輩のおっさんが、いかにも暇そうに足の裏をボリボリ掻きながら欠伸をしている。この人たちには平日に休みを取って警察に行くことなんか朝飯前かもしれないが、俺には簡単じゃないんだよね。だいたい免許証の住所変更を指導するんだったら、土曜日の午前中くらい受け付けろって思うよね。