2006年のリーグ優勝、天皇杯連覇、ACL優勝と、強いレッズをけん引してくれたポンテが、今季限りで退団となった。柱谷幸一ＧＭのコメントにもある通り、常に全力でプレーする姿はプロフェッショナルを感じたし、エメルソンが去った後の浦和レッズを新たな高みに浮上させてくれた。ただ、ACL優勝後のリーグ最終戦で負傷してからは、結局本来のプレーを取り戻せぬまま年齢を重ねてしまった。とは言え、今でもポンテ無しではチームがガラッと変わってしまうほどの実力、影響力は備えているし、Jリーグレベルではまだまだやれるはず。でも敢えて契約を更新しなかったのは、より高みを目指し、優勝を目指すクラブの意思によるもの。これは仕方が無い。最近の何かの記事に、日本は明治維新以来の目覚ましい近代化の勢いが失せ、新たな"新"江戸時代に突入し始めているという警告記事があった。浦和レッズも過去の栄光に胡坐をかいている間に、周りのクラブはどんどん成長し追い抜かれてしまう。中国、韓国に追い上げられている日本みたいにね。ポンテを切る以上、来季は絶対優勝だ。橋本社長。
