4試合連続完封で横浜FM戦勝利

morimoto772005-05-15

今日は素晴らしいゲームでした。ゴールポストに救われる等危ない場面も多くあったが、啓太のミドルシュートのこぼれ球を永井がヘッドで決めた1点を全員でよく守り抜いた。
この試合、横浜はACLの試合から中2日で臨んでおり、1週間の休養があるレッズが有利な状況だった。しかし、前半から積極的な攻めを見せるのは横浜。浦和から移籍した悪役山瀬が前線で積極的に上がりチャンスを作り出した。山瀬の動きを見ていると、昨年が懐かしい。今更ながら、惜しい選手を取られた。しかし昨日の友は今日の敵。山瀬に対する最大級のブーイングは山瀬との決別宣言のようにも聞こえた。横浜はドゥトラのクロスを大島が直接ボレーしポスト、山瀬のサイドへの上がりから安、そして那須のミドルがDFをかすめてまたしてもポストに弾き返される。今日のレッズの12人目の選手はサポーターではなくゴールポストだった。今日もレッズにはツキがあると感じた。対するレッズは前半は前節同様単調な攻めが続く。シュートは放つものの、決定的な場面はコーナーキックでフリーになった内館のヘディングシュートのみ。守備でも坪井の信じられない空振りから安に決定機を与えるなどミスが多く、連携も今一だった。しかし後半、立場は逆転する。横浜の攻めは単調になり、また守備でもプレスが甘くなったのか、レッズの支配率が高くなる。そして連動性も出てきた。途中降り出した雨の中、長谷部のクロスが啓太へ渡り、啓太の強烈なミドルが枠内へ飛ぶ。横浜キーパー榎本が弾いた所を永井がヘッドで押し込み先制。そして試合終了までの横浜の猛攻をしのぎ、4試合連続の完封で貴重な勝ち点3を獲得。これで、とりあえず6位まで順位を上げ、鹿島との差もじわりと詰めた。
鹿島の背中は全然見えないものの、2位の広島の背中は見えてきた。先日の名古屋戦、今日の後半等、レッズも調子を少しずつ取り戻しつつある。今から思えば、開幕当初レッズは好調だった。しかしツキが無かった。その内調子が悪くなり、長く下位に低迷。一時は最下位まで転落した。しかし、やっとチームも調子を上げてきて、ツキも戻った。中断期間はあるが、ナビスコをキッチリ勝って、更に調子を上げて後半戦に臨みたい。鹿島もいつかは調子を落とす。サポーターは決して諦めないのです。
それにしても今日は本当に勝って良かった。昨年のチャンピオンシップの借りもあるし、山瀬を取られた事もあるし、負ける訳にはいかなかった。選手、監督、コーチの皆さん、お疲れ様。ありがとう。