鹿島戦、達也ゴールで価値ある1-1ドロー!

負けても満足出来るほどの試合内容を見せた今日の浦和レッズ。後半37分に田中達也の値千金の同点ゴールが決まり、ドロー決着。必死の攻め、必死の守り、今日はサポーターも納得のドローだったと思う。次節以降も今日の調子で頑張れ。
エジミウソンをスタメンから外した今日の試合、開始早々からレッズは相馬崇人平川忠亮の良い上がりもあり、なかなか良い攻めを見せていた。達也も良かったし、高原直泰も頑張っていたが、今日は特にトップ下に入った永井雄一郎がキレキレだった。ドリブルで簡単にボールを失わないし、田中達也への良いパスも見せた。なかなか決定機は無かったが、いずれチャンスが訪れると思っていた。しかし試合開始から降っていた雨は徐々に強くなり、その内、雷を伴う豪雨*1となり、前半39分には試合中断となった。約1時間の中断明けのファーストプレイ、俺も油断していたが、レッズにも油断があったか。鹿島のスローインから始まったプレーで、中後のクロスがゴール前の小笠原に渡り、闘莉王阿部勇樹の間からシュート。ボールは都築龍太の手の先を抜けて、浦和のゴールネットを揺らした。レッズらしいと言えばそれまでだが、残念な失点だった。
アウェイで1点ビハインドの中、後半開始。レッズは必死で追いすがる。エンゲルスも必死で、梅崎司相馬崇人OUT)、エジミウソン高原直泰OUT)を次々投入し、後半32分には永井に代えてエスクデロを投入。正直、この投入で「負けパターン」を覚悟したが、このエスクデロが頑張った。後半37分に中盤で粘ってボールをキープすると、右サイドに流れるエジミウソンにボールを渡すと、ゴール前に走りこんでエジミウソンのクロスに備えた。エジが入れたグラウンダーのクロスにエスクデロが走りこむが届かず、しかしエスクデロにDFが引き付けられ、その後ろで田中達也がボールを押し込んで同点。50%位はエスクデロのゴールだった。
その他、今日は坪井慶介が頑張った。昔の坪井は確かにファウル無しで止めていた。スカパーの解説も「本来の坪井なら」とか言ってたけど、ファウルをしてでも止める気迫を感じる事が出来た。これは初めてかも。また、鈴木啓太も今日はまずまず。良いパスも出るようになったし、運動量も増えてきた。阿部勇樹も再三前線へ攻めあがっていたし、シュートも放った。闘莉王も落ち着いて守備をしていたし、フィジカルの強さも見せ付けた。唯一、梅崎司は「試合勘」が不足しているのか、判断の甘さが目立った気がした。ただ、今日は全員全力でプレーしていたことは伝わった。雨の中、ご苦労様でした。サポーターもね。現地組はさぞかし大変だっただろうね。

*1:もの凄い豪雨でした。写真参照⇒オフィシャルより