浦和レッズ、ジェフ千葉戦4-2勝利!

前半ワシントンの完全復活2ゴールで2点のリードを奪い、後半に入ってポンテのゴールで一時は3点差を付けながら、その後立て続けに2失点してゲームを面白くしてしまった。しかし最後は田中達也のとどめのゴールが決まり、4-2でジェフ千葉に勝利した。ふぅ、レッズらしいといえばそうだけど、あまりヒヤヒヤさせないで欲しいね。それでも勝ち点3を積み上げられたのは良かった。これで5連勝。この勢いで水曜日のACL準決勝城南一和戦も勝っちゃいましょう。
さて今日の試合、後半追い上げられたものの、レッズの強さを改めて実感する試合だった。先ず前半28分、ポンテ、田中達也を経由して右サイドを抜けた長谷部誠からのグラウンダーのパスをワシントンが落ち着いてゴールマウスへ流し込んで先制。この辺の足技はさすが。そして続く前半38分、今度もまた右サイドからポンテが上げたクロスにワシントンが飛び込み、ヘッドで合わせて2点目。ここはワシントンの気迫が得点に結びついた瞬間だった。ただ、この時に水本と接触して顔面を強打し、大量の鼻血を出して、前半でワシントンは退き、後半からは小池純輝の登場となった。その後半4分、ジェフの猛攻が予想される中、左サイドを上がった長谷部からのクロスをポンテがキッチリ決めて、あっさり3点目。この時点で3-0となり、楽勝ムードが漂い始める。が、この油断により、後半千葉を生き返らせる結果になる。先ずは後半5分、右サイドをフリーで抜け出した田中達也が、ゴール前に走り込んでいた鈴木啓太にマイナスのドンピシャパスを送ったが、鈴木啓太はこれを決めきれず、ゴールマウス右側へ外してしまう。続く8分、田中達也のシュートも左ポストに弾かれて得点ならず。この辺からツキも千葉へと流れ始め、後半9分にはゴール前で都築龍太闘莉王の間でレイナウドがボールを軽く浮かせた所、技あり、というか偶然にもループシュートのような形になり、レッズのゴールマウスへと吸い込まれてしまい1点を失う。まあここまではまだ余裕があったが、後半32分、ゴール前からのレイナウドフリーキックが壁に当たって跳ね返った所、羽生直剛が左足を振り抜いて2失点目。今日の都築龍太は前半28分の佐藤勇人のシュートを止めた所は良かったが、他はイマイチだったな。いずれにしても、これで3-2と1点差となり、俄然千葉の選手に元気が出てきて、レッズの選手は前半の飛ばし過ぎが祟ってか足が止まり始める。フクアリの魔術か?更には後半34分、ゴール前に流れた球に山岸智が反応し浦和のゴールネットを揺らすが、ここはオフサイド。TVを見てても一瞬『やられたっ』と思っただけに、オフサイドの旗を見た時は生き返ったような気分だった。ただ、これでレッズの選手も完全に目を覚まし、これ以降攻められながらもしっかり守り切り、最後にはまたしても左サイドに上がった長谷部がペナルティエリア内で粘ってボールをキープし、ゴール前へ送ったグラウンダーのパスに田中達也がはしり込んで4点目。これで勝負あり。浦和レッズは激闘の末、フクアリでの初勝利を手にしたのでした。パチパチパチ。