その後・・・byハチ

金曜日、再び病院へ。この日の朝、まずびっくりしたのが、トイレに行ったとき発見した、5センチぐらいの塊だった。初期の初期なので、さすがに人の形ではないが、かなり、グロテスクだったので、びっくりたまげて、母親と旦那にみせたら、二人とも目を丸くしていた。とりあえず、母親とこの塊に向かって手を合わせ、ビニール袋に入れて、前回のとり皮みたいなものと一緒に、病院へもって行くことにした。しかし、この塊が出たおかげで、私のお腹は異様にすっきりし、腰痛もなくなった。(このときは)しかし、流産とはよくいったものである。ほんとうに、どんどん、押し出されて、流れていく感じなのだ。で、けっこう体調もよくなったのと、家でずっと寝ているのも飽きていたので、もう、この日はいつもどおり、のジーパン姿にカットソー、ジャケットといういでたち、しかも、自分で運転して病院へ行くことにした。妊娠前まではすぐジーパンのファスナーが開いちゃってたのに、久々にジーパンをはいたら、無理せず入ってビックリ!考えたら、あまり食べていなかったような。ヨガよりもマクロビよりも今回のことが、一番私の下腹に効果があったみたい・・・。診察では、まず、家で出た塊を先生に見せ、先生はこの塊を回収し、ホルマリン漬けにした。そして、内診をしてから、「ソウハ(漢字はわからないけど、子宮の中の物を人工的に掻き出すこと)したら早くスッキリするけど、どうします?ちょっとイタイけど」と言ってきた。私はおそるおそる「あの、麻酔とか打ってもらえますか」といったら「いえ、麻酔は中絶などのときはうちますが、今回のような場合は麻酔は使わず、となりの内診台でしようかと思いますが」といわれ、私は恐怖のあまりお尻が縮こまってしまった。子供が流れてしまった上そんな痛い思いするのはたまらん!ので「先生頼むから、薬だけにしてくれませんか。」と訴えたら「では、そうしましょう。多分子宮収縮剤だけで、出し切れるでしょう。」とのご返答。だったら、はじめからそういってくれればいいのに、と思ったが、とりあえず、ホッとした。だけどまだ、基礎体温が高いし、体のほうはこの子宮の急激な変化に追いつけないみたい。妊娠によるホルモンの数値も激減していたが、0になるにはしばらく時間がかかるらしいし。ただ、もうある程度は普通の生活をして良いとのこと。フン、こうなったら、なにがなんでも、レッズ対ガンバいってやるっ!とまあ、そんなこんなで、この騒動も落ち着いたのだけど、私の母親は、私の流産の過程をリアルタイムに見て、かなり衝撃的だったみたい。だけど、今回いちばん翻弄されたのはなんといっても、旦那の母親かも。なんせ、妊娠の兆候が・・・といった三日後に流産ですといわれ、だいぶ混乱してたみたいだし。それでも旦那の実家に帰るたび、「二人目はまだ?」という無言のプレッシャーがあったので、一応二人目を作る意思があること判ったという意味で向こうのおかあさんも希望がもてたことでしょう。あと、しんのすけ断乳もできたし、ね。二人目はもう5歳はなれてもいいや。とりあえず、しんのすけと私が幼稚園の生活に慣れてからにすることにしようっと。