宮崎勤死刑囚死刑執行の反応について

NEWS23で紹介されていたけど、死刑は当然とか、今いる死刑囚100人全員すぐ執行して欲しいとか、税金で死刑囚を養うのはどうかとか、残酷な反応が多かったみたい。無論、被害者の立場にたてば当然だと思うし、今の法律に則って刑を受けるのは当たり前のこと。しかし、簡単に「執行しろ=人を殺せ」と言えてしまうリアクションって、何かゲーム感覚というか、命の重さが感じられなくて少し恐い。案外、こういう人の中に簡単に人を殺せちゃう人が多かったりして・・・とも思う。
明るい未来を予想するなら、殺人などの凶悪犯罪に至る深層心理や社会情勢などの研究、対応策の検討、また心的治療など医学のの進歩、教育や地域社会の進歩などにより、殺人などの凶悪犯罪が激減している未来を予想したい。まあ、それでも犯罪は無くならないだろうけど、未来に死刑ってあるかなぁ。多分100年後の日本、又は世界では死刑は無くなっているような気がする。「昔の人はなんて野蛮だったんた」なんて思われているかもしれない。例えば、現代人が中世のヨーロッパや江戸時代の日本で行われていた拷問を見る感覚で。
個人的には、犯罪者は罰を受けるのは当然だと思うし、その上で更正できなければ社会へ復帰させるべきではないと思う。ただ、生命までも奪う権利が人や国にあるのかな?とも思う。文字通りの「無期懲役」とかが妥当では?無論、犯罪抑止効果はあるだろうが、本当に正しい?今時点の日本では正しいということなんだろうね。
でも、裁判員制度で選ばれたらどうしよう。やっば、重いねえ、この制度。