フィンケ開幕鹿島戦は0-2敗戦

フィンケ監督の初陣は0-2の敗戦。
新生浦和レッズがついにベールを脱いだ。序盤からショートパスを細かく繋ぐサッカーは昨年からの変化を明確に示していた。ワンタッチパスを繋いで鹿島のゴール前まで何度もボールを運ぶ姿は、新生レッズの活躍を予感させた。
ルーキー原口元気は17歳にして開幕スタメン。序盤から積極的だった。2009年の1stシュートは原口元気。右サイドから飛んできたボールをダイレクトボレー。ボールはゴールマウスの上に逸れたが、この積極さが嬉しかった。その後も度々ゴール前に顔を出した。そしてで得意の中へ切り込むプレーを見せた時、相手DF に足を掛けられ転倒。明らかにPKだと思ったがノーファール。これがプロの洗練か。その後はあまり姿が見えなくなった。
ポンテは昨年よりはコンディションが良いようだ。コーナーキックの精度はまだまだだが、ボール捌きやパスはポンテらしさを見せてくれた。決定的なパスを出せなかったのは、チーム全体の問題かな。
田中達也は前線で孤軍奮闘したが、個人技で崩せるほど鹿島は甘く無かった。高原は終始姿が見えなかったな。正直エジミウソンの方が良いと思うが、FWの決定力不足は相変わらずか?
試合は前半22分頃カウンターからマルキーニョスが平川を振り切り、最後は野沢に決められた。オフサイド気味だと思ったが、それ以前に今日はこの形から何度もピンチを招いていた。後半開始早々の失点も同じくカウンターから。これはずぅ〜っと前から言っているが、いくら攻撃的にパスを繋いでも点が取れなければ意味が無いし、いくら守備的でもカウンターからゴールを奪えればそれで良い。ただ浦和レッズは攻撃的に点を取ろうと言うのだから、それを極めていくしかないが、もう少し攻守のバランスを考えた方が良いかも。
ただ最初にも言った通り、明らかに昨年と違うサッカーを見せてくれているのは間違いないし、新生レッズはまだ始まったばかり。次節はホーム埼スタだし、我が家も参戦するし、きっと勝ってくれると思う。
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余談ですが、坪井慶介は今年も心配の種の様です。夏の補強はFW か、両サイドバックか、はたまたセンターバックか?今からそんなことを言ってはいけないが、選手は頑張らないと、現実的な話だよね。