昨日のオーストラリア戦、決定機は正直オーストラリアの方が多かった。特に前半はオーストラリアの高さと身体能力を活かした攻撃に苦しめられた。日本は耐えに耐えた。ザッケローニ監督は藤本淳吾に代え岩政を投入し、ディフェンスの高さを確保。これは効いた。岩政がセンターバックに入り、高さに対応すると、守備は安定感を取り戻した。ゴールキーパー川島の好セーブも光った。あわやと言う場面を3回は救ってくれた気がする。あとは前線からの守備。長谷部誠、岡崎らの献身的な守備が、DF陣を救った。
一方の攻撃陣。素早いパスワークから掴んだ数少ないチャンスを活かし、オーストラリアゴールを脅かすも、なかなか得点には至らない。しかし、岩政投入後に今野がサイドバックへ移動し、長友が前線へ移ってから攻撃陣は活性化。岡崎の惜しいヘディングシュートも生まれた。正直、藤本淳吾はイマイチだったと言わざるを得ない。香川の代わりに前線を駆け上がる長友、その長友に効果的なパスを出す本田、長谷部誠、遠藤。オーストラリア守備陣は慌てていた。それでも両チーム得点に出来ず、試合は延長戦に突入。
延長戦も一進一退。オーストラリアも疲れて来た。そこに、まだまだ元気な長友が左サイドを突破し、クロスを上げると、ファーサイドで待ち構えていた途中出場の李忠成が左足ボレーで綺麗に合わせ、遂に、遂に、均衡を破り、日本が先制。延長後半ロスタイム、自陣ゴール前でフリーキックを与えるが、最後まで集中を切らさずに守り切り、試合終了のホイッスル。日本は2大会振り史上最多の4度目の優勝を達成。昨日寝たのは3時を過ぎていた。
今朝は10時起床。昨日12時に寝たはずの妻と共に、子供達に起こされた。息子の言葉「お母さん、何か忘れていませんか？あ、さ、ご、は、ん」。これには妻も苦笑して起きざるを得なかった。写真はキラービフォールが当たらずガッカリする息子。親子共々、くじ運悪いね。
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