逆転3位ACL、槙野残留宣言、達也は号泣!

昨日の浦和レッズ終戦、お昼頃ひょうが降り始めた時はどうなることかと思ったが、その後天候は回復。気温は低かったが、埼スタの最終戦ではいつもの事。今年は寒さ対策も万全(みんなスキーウエアを着込んでの観戦)だし、絶好のサッカー日和となった。
浦和美園駅周辺の駐車場は何処も満車で、仕方なくイオンに駐車。ひょうは丁度その頃降り始めた。妻はすかさずポンチョを買いにイオンに走ったが、帰ってくる頃には雨は止んでいた。妻はプチショック。
駅までの道程は少し遠かったが、スタジアムに着いたらそれどころではなかった。今年は指定席を買い忘れた為自由席だったが、何処も席が空いていないのだ。途方に暮れた我が家は、一旦休憩を取りながら作戦会議。出した結論は立ち見。
再び立ち上がった我が家は、南側のゴール裏目指して歩き出した。しかし、その途中、ふと目に入ったのがバックロアーにある「キッズスペース」。小学生限定の席が、まだ空いていた。すかさず、息子と娘(幼稚園だが)をそこに座らせて、妻と俺の2人は南側のゴール裏へ向かった。近くで立ち見したかったが、係の人にダメと言われたのだ。結局2人は、南側のゴール裏の階段通路に座って観戦した。
さて、試合の方。前節時点で浦和レッズは5位。ACLを取るには、柏レイソル鳥栖を抜かなければならない。しかも後ろは詰まっていて、負ければ最悪7位もある厳しい状況。相手はすぐ下の6位にいる名古屋グランパスだ。
序盤は押され気味の立ち上がりながら、徐々にペースを掴み、23分に柏木陽介のシュートが楢崎の手をすり抜けて、俺と妻の目の前でゴールに吸い込まれた。浦和レッズに貴重な先制点が入った。
その後、レッズらしくヒヤヒヤは沢山あったものの、後半14分に槙野智章フリーキックを豪快に決めて2点目。これは大きかった。
結局試合はそのまま2-0で浦和レッズが勝利。試合終了から暫く間があった後、朝井夏海さんが浦和レッズACL出場権獲得をアナウンスして、大歓声が上がった。
その後、ヒーローインタビューは槙野智章。音声の調子が悪く途切れ途切れながら、最後には浦和レッズ残留を宣言し、またまた大歓声。
最後、橋本光夫社長の挨拶(今年は当然ブーイングは無し)の後、選手全員11番と16番の白いユニを着てグラウンドを一周した。北側のゴール裏には、赤地に白で達也のシルエットが浮かび上がった。田中達也、長い間、ありがとう。ポポもね。今日は出番は無かったけど、天皇杯残ってるし、頑張りましょう。


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「何かポジティブなこと、いい結果が出たときには、選手、チームを私は称えたい。うまくいかずにメディア、サポーターから批判されれば、私がチームや選手の前に立って彼らを守るのが私の役割。かつて素晴らしい指導者の方々から学んだのは、試合に負けてサポーターにブーイングされるようなことがあれば、まず監督が前に出て批判を受け止め、選手を守るということ。そしてチームが勝ったら、チームがサポーターとともに勝利を味わい、私は後ろに戻ってたばこを吸っているのがいいと思う。勝利して、監督が一番前に出て、サポーターの前で騒ぐのは監督のスタイルではない。最近は監督という人物にスポットが当たることが多い風潮にあるが、監督というのは脇役で選手がメインです。最近の若い監督たちは、勝利したあとに前に出てサポーターと騒ぎ、負けてしまうとすぐにロッカールームに帰ってしまう。もしかしたら、新しいスタイルではそうして前に出て行かなければいけないのかもしれないが、私は皆さんと試合がどうだったかを話すほうが好き。サポーターと勝利を分かち合うのは選手たち、私はそういう哲学を持っている。また、今日も話が長くなってしまいました(笑)。来年はもう少し、短くします(笑)」