息子入学式、赤い靴騒動!

今日は息子の中学校の入学式。
俺も珍しく会社を休んで、出席。
受付開始時間に少しゆとりを持つため、娘の小学校登校前に俺と息子だけ先に出発。妻は娘を見送った後、追い掛けて来る予定だ。
俺と息子は少し遠い(息子の足で26分)中学校まで、快調に歩いていた。
周りには同じ様な親子がチラホラ。
大凡半分程度歩いた頃、俺はある事に気付いた。
周りの新中学一年生の足元は皆、ピカピカの真っ白なスニーカーなのに対し、息子の足元には普段履き慣れた真っ赤なスニーカーが眩しげに輝いている。
これはマズイ。
俺は息子に気付かれない様に妻へ連絡。白のスニーカーを急いで持ってきてもらう事に。
すると、息子も気付いた様で、不安気な表情になってきた。
近くの開店前のレストランの駐車場で待ち合わせる事にしたのだが、妻はなかなか現れない。
そうこうしている内に、何組もの新中学一年生親子に抜き去られ、息子の表情が更に暗くなる。
余りに息子が心配そうなので、息子から妻に電話させると、『もうすぐ◯◯塾の交差点』と言って直ぐに切られたようだ。
そこから更に数分、漸く遠くに妻の姿が見えた。車で来てくれるのかと思ったが、徒歩だった。
息子は待ちに待った白いスニーカーに履き替え、まだ遅刻しない時間だということを確認し、漸く安堵の表情へ変わった。
この後の学級説明で『宿題は小学校の比ではない』と言う説明を聞いて、また不安気な表情に戻るのだが、この時点では晴れやかな新中学一年生に戻れて良かった。
これから3年間、ひょっとしたら大変なことの方が多いかもしれないが、まあ頑張れ、息子。