期待外れの春ドラマと期待のユンカー!

今春の春ドラマは期待作目白押しだったが、期待外れの作品も多かった。

期待外れ第一位は、月曜日:イチケイのカラス。企画は悪くないと思うが、どことなくHEROを思わせるストーリー展開と、何といっても竹野内豊の怪しい演技が見るに堪えない。義母ムスや選タクシーでのとぼけた演技はそれなりにハマっていたが、今回のキャラには無理があった。せっかくの黒木華小日向文世が台無しだ。

期待外れ第二位はネメシス。江口洋介広瀬すずを擁したミステリーとなれば、期待大、だった。しかし、脚本がダメダメ。櫻井翔の演技もイマイチ。謎解きはディナーの後にではまあ良かったが、残念だ。せっかくの広瀬すずもあの台本では台無しだ。

期待外れ第三位は、青天を衝け。吉沢亮は朝ドラのなつぞらやキングダムでは良かったが、今回の役に関してはミスキャストと言わざるをえない。頑張っているのは画面から痛いほど伝わってくるのだが、伝わってしまう時点でダメ。ついでに言えば草彅剛もイマイチ。SMAPの中では演技は上手い方だと思うが、どうも徳川慶喜に見えないんだよなぁ。どちらかと言えば吉沢亮の方が慶喜に近い。

他方、逆の意味で期待を裏切ってくれたドラマもあった。月曜日の珈琲いかがでしょう、土曜日の今ここにある危機と僕の好感度について、コントが始まる、最高のオバハン中島ハルコだ。特にコントが始まるは脚本が秀逸。一話中に伏線を次々と回収し、最後に必ずオチを付ける。有村架純の演技も素晴らしい。また、妻一押しは珈琲いかがでしょう。中村倫也はこういうキャラしか出来ないが、こういうキャラやらせたら右に出るものは居ない。

最後に、期待どおり面白いのはドラゴン桜。いきなり紗栄子が出て来てファンを沸かせているが、これから先も新垣結衣中尾明慶小池徹平など全員出てくるのでは?と期待が高まる。山Pは無理かもしれないが。

期待と言えば、浦和レッズのユンカーが本日ルヴァン杯柏レイソル戦でデビュー。いきなりゴールを決めて見せた。こちらは期待外れにならない様、頑張ってもらいたい。

因みに試合の方は先制ゴールを決めたユンカーが何故かは不明だが後半13分に退き、その後3失点。デビュー戦が負け試合かと覚悟したが、後半アディショナルタイムに入ってからの伊藤敦樹と関根貴大のゴールでドローに持ち込んだ。負けなかったことは良いが、勝てなかったことは悔しい。これからに期待ですね。

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