C大阪、大久保退場判定に抗議文書、に抗議!

morimoto772006-08-27

亀田興毅の例があります。世の中には色んな見方をする人が居るものです。昨日の試合、セレッソ大阪大久保嘉人選手が浦和レッズ堀之内聖選手に対する肘撃ちで一発退場となったプレーについて、セレッソ大阪は『故意ではない』として抗議文書を送るようです。大久保の言い分としては『タッチを割っていないと判断し、反転してゴールへと体を向けた際に左ヒジが堀之内の背中に当たった』というものです。この記事を見て、昨日の試合のこのシーンを改めて確認しましたが、どう見ても『故意』です。写真はそのシーンですが、西澤が左サイドに送ったボールを堀之内と大久保が競り合い、大久保の足が届かなかった先で堀之内が右足でボールを外に蹴り出している。大久保は自分がボールを触れなかった事を認識しているし、目の前でボールをクリアされている所も見ているはず。また反転してゴールへ体を向けたとありますが、もの凄い勢いで左腕を振り抜いているため、反転以上(ほぼ360度?)回転していますし、あるはずのボールを探す素振りも全く見られません。確かに顔面ではなく背中への肘撃ちであり、これでカードの色がレッドからイエローに変わるのなら審判は改めるべきでしょうが、この明らかに故意の肘撃ちを『故意ではない』などとするいい加減な抗議文書は慎んで欲しいものです。
今回は幸い大事に至りませんでしたが、これで堀之内選手が長期離脱するような大怪我をしていたらどうするつもりでしょうか。昨年の田中達也選手の怪我の後、土屋征夫選手(当時柏)がどれだけ苦しんだか。後悔は先に立たないのです。